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Re:   +Rainbow Light Music+   ( No.70 )
日時: 2011/10/27 23:00
名前:   苺羅、 ◆m.d8wDkh16 (ID: S86U/ykR)







 第三十二話『会いに行く』






 飛行機から降り、空港をあとにした私達は電車に乗った。
 駅につくと、私はすぐ様携帯に電源を入れる。
 そして、メールがきてることを確認した。



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 ありがとう!!
 最近、練習で忙しいし
 大会とかもあるから
 会えるときに言うから!

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 大会かぁ、そうだよなぁ、先輩陸上がんばってるからなぁ。
 あえる日はいつになるかわからないが、その日がとても楽しみだ。




 飛行機で爆睡してたのか、未だに寝起きの顔の里子や健は一言も喋ろうとしなかった。
 桜や純也も、帰ってきてホッとしたのか、ぐったりしていた。
 叔父さんは電車で、途中で違う駅で降りて帰ったし……。
 私は、そのまままっすぐ、家に帰ってきた。






**








 それから数日経ったと思う。
 私は、いつものようにダラダラしながら、テレビを見ていた。
 突然だった、携帯が鳴ったのは。



 どうせ里子とか桜だろう。




 そうおもっていただけに、先輩の着信と気付いたのは心臓がとっび出るほど驚いた。
 ……個別に着信音わけておこう、今度から。



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 今からならいけるよ

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 ありがとうござぃます!
 前会った、公園で
 OKですか??

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 私は気付いたら返信を打っていた。
 私の胸は、非常に高鳴っている。
 ……やばい!!




 引き出しの中から、買ったお土産をだすと、鞄の中にいれた。
 急いで身だしなみを整え、だる着から、よそ行きの服に着替えると、家を飛び出した。






 今、貴方に会いに行く。
 そんな夏の日。






 今なら、全て伝えれる気がするの。