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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- その45 他のお客様の迷惑になりますので以下略 ( No.110 )
- 日時: 2011/08/03 15:28
- 名前: とろわ (ID: 1ZQMbD0m)
「あの、もしかして、『MAF』の会員様でスカ…?」
指とか色々がガチガチと震えた。
「ああ、そうだ。私は水原夏鈴(みなはら かりん)。MAFのゴールドメンバーだ」
…ごおるどめんばあ?
よくわからないけど、なんか凄い事は分かる。
すると、突然夏鈴とかいうのがニヤリと腹黒い笑みを浮かべた。
「マリア様に手を出した奴は殺す——。だから貴様は八つ裂きの刑だ」
「なあァアッヅヅヅ!!!」
ナンカ刃物モッテルーー!!!!!モッテルーーーー!!!!!!!!
「ごぎゃああああああああああああ!!!!!」
俺はダッシュで!!逃げる!!!!!
そして、夏鈴が!!!追いかけてくる!!
助けてHELP!!!どうして誰も店員気づいてないの馬鹿あああああああああ!!!
とりあえずこの周辺にいないとマリアに気付かれないだろうから近くをグールグル!!
「な、何でこんな速いんだコイツ…!データと全く違っているではないか……!」
「そりゃあ!!危険だからに!!決まってんだろおおお!!」
って、よく見たら!店員!!見ないフリしてるし!!!
やめて!そこで口笛吹かないで!!
たs、助けて、助けてくれええええええええええええええええええ!!!!!!!!!
「何やってんだ、お前ら」
「なッ……!」「ま、マリア様!」
俺と夏鈴の声がハモる。
そして、夏鈴がそそくさと刃物をしまっていた。
「ははははははhhh初めまして!私は水原夏鈴といいます!」
俺に対する態度と随分違う気がスルー。するするー。
「あ、あはは、もしかして、俺の学校の…?」
「はい!そうです!!」
キラキラと輝く夏鈴。
それに対して、マリアはだらだらと汗を流している。
「そ、そうか、そうなんだなあ、あははははは!」
「って、ちょっ!!」
マリアが突然、俺の腕を掴んで、夏鈴から離れて行った。
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