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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- その9 手芸部 ( No.9 )
- 日時: 2011/07/24 18:41
- 名前: とろわ (ID: 1ZQMbD0m)
「しゅ げい ぶ ??What?何それおいしいの?手芸なんて出来るような人間に見えねーだろどう考えても!!大体そんなの女子に誘えばいいじゃねえかよ俺じゃなくて!それに「分かった、お前の気持ちはよく分かったから落ち着いてくれ」
しまった、すっかり自分を見失ってしまったぜ。
だって唐突だったからしゃーないやろ!ビビるやろ!…これも何か違うキャラのような気がするぞ。
いきなり何を言い出したかと思えば…勧誘ですか…俺ビックリ。
「えっとな、手芸部っていっても誰も手芸してないから大丈夫だ」
「どこが大丈夫なんだよそれ!顧問誰だよ!」
……返答なし。
誰だっけ、という顔をしている。これでいいんだろうか。
まあ、手芸してないという時点で大分アレなんだが。
「だからさ、入るだけでもいいからさ!部室で何やってもいいから入ってくれないか!」
うるうるとした瞳で見つめられる。
…なんなんだよ畜生!話聞かないといけないムード作んなよ!
つーか部活とかたるいし!家帰って寝ていたい人間だし俺。
でも何でもしていいって事は、寝ててもいいんだろうか。だったらいいような気もするけど。
とりあえず、どうしよう、俺。
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