コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

絶対止まらないッ! 〜4〜 ( No.13 )
日時: 2011/07/27 10:36
名前: 樹杏 (ID: DSoXLpvQ)

〜4〜

  その日・・・日曜日はあっという間に過ぎた。

  月曜日になっても、あの胸のモヤモヤが晴れる日はこなかった。

  「樹亜梨ー!!おきて!聖人きてるよ♪」
  え・・・・?

  梓の声は、なんか凄いノリノリで。

  私はまた引きこもっちゃったんだ。

  「・・・私、今日日直!先行くね!!」

  「え!?あ、ちょっと!!樹亜梨!?」

  
  「えー?樹亜梨先輩行っちゃったんですかぁ!!」
  「・・・うん」

  
  走った。
  走った。

  
  「・・・梓のバカぁぁ・・・!!」

  私は止まることなく出てくる涙をこらえられず
  そのまましゃがみこんで
 
  泣き続けた。

  
  何分かたち、結子が来て、テニス部の部室で話を聞いてくれた。

  
  そして結子の口から出た次の言葉は、衝撃的なものだった。

  
  「・・・それって、先輩。その聖人・・・サン?が、好きなんでしょ・・・?」






   え・・・・・・・・・・・・・・?




                           続く

  〜短くてすみません〜