コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 絶対止まらないッ! 〜7〜 ( No.28 )
- 日時: 2011/07/30 12:02
- 名前: 樹杏 (ID: VNDTX321)
〜7〜
「樹亜梨先輩♪」
・・・この幼稚な声・・・
あいつしか居ない。
「・・・聖人!また来たの!?つーかタメなんだし先輩やめて」
せんせー 女子寮に変態がいますよー
「じゃぁなんて呼べばいい??」
「知るか!自分で考えろ!!」
「樹亜・・・あ!聖人!!来てたんだ。」
「梓さま!!」
ん??
梓さま??
聞き捨てならない言葉・・・
「ヤッホー。樹亜梨、あたし、部活行ってくる♪」
「行ってらっしゃい」
手を振って梓を見送った。
さて、コイツをこの寮から消さねば。((恐い
「樹亜ー」
「は!?何!?樹亜って!!!」
樹亜って!!
「樹亜って呼ぶことにした。」
ドクン ドクン
やばい。
自分で言ったくせに、心臓が速い速い速ーい!!!!
「樹亜」
・・・無視。
毎日クラスで会うでしょーがッ!!!
「樹亜ー、返事しないとキスするよ」
・・・・・・ん??
や、おいおいおいー!!!!!
近い近い近ーい!!!!!!!!
「〜ッ!!離れろ変態ッ!!!!」
ドン☆
「いったぁ・・・樹亜、ひどい!」
「ひどいのはどっちだ!!この変態!!」
さっさと出てけ!!!!
「じゃぁ帰るよ!バイバイッ!」
ふー、やっと帰った。
「先輩、なにやってるんですか」
ん??後ろから聞き覚えのある・・・
「ゆ、結子!!!!」
いつからいたんだ、わが副部長!!!
「いいですか、聖人さん??が毎日くるのは、少なからず先輩に好意があるからです 嫌いなのに、毎日こないでしょ??」
・・・いつも疑問に思ってるんだけど・・・
「結子は彼氏いないの?」
「へ・・・?」
「だから、彼氏いないの?」
すると結子は、顔を真っ赤に染めて
「・・・秘密です」
って言った。
あ。
いるわ
「結子。あんた絶対彼氏いるね」
「秘密ですッ!!!」
続く