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- Re: とある学園の生徒会会長の苦労日記。 ( No.3 )
- 日時: 2011/07/31 10:37
- 名前: 水晶 (ID: XgoiBkTS)
第1章 「え、何これ。」
がやがやがや。
「ねぇ見てみて!生徒会一行様方よ!!」
「ヘタレ会長可愛すぎ!!私の嫁に来てぇ(え」
「副会長ツンデレ!俺の嫁だぁぁ!!!!!!」
「紫音ちゃんの肌白!病弱キャラktkr!(訳:キタコレ!」
「花音先輩カワカッコよすぎ〜〜!」
がやがやがや。
「ぅ、うっせぇ〜〜;なぁ明、俺皆に何かしたか?」
「は?あたしに聞かないでよね!てか今誰かあたしの事〈俺の嫁〉とか行った奴だれ!?」
「ぅぅ、生徒の皆さん目がこわいですよぅ」
「にひひー。相変わらずうっさいやつらが多い学園だにゃ?」
**************
「疲れたー……。」
俺は書類だらけの机に顔を伏せた。
生徒会の皆で食堂に行ったら案の定騒ぎになってしまった。
生徒にサイン頼まれるやら、握手してくれと頼まれるやら………。
「ちょっと海司!机に突っ伏してないで仕事しなさいよ!ただでさえプリント溜まってるんだから!」
彼女は生徒会副会長の杉下 明。
通称ツンデレ副会長。
「海司さん、げ、元気出して下さいよぅ…」
しゅん、としている可愛い子は生徒会書記の牧瀬紫音ちゃん。
通称純情な病弱キャラの書記ちゃん。
「紫音!こんなやつに話しかけたら変態ウイルス菌がうつっちゃうにょ!?」
物凄い失礼な事を言っているのは生徒会会計の牧瀬花音。
通称猫キャラ会計様。
「おねぇちゃん…ウイルスと菌は同じだと思うよ?」
おどおどしながらも先ほどの失礼な発言の誤字を訂正している紫音ちゃん。
出来れば嫁にもらいたいくらいだ。
「むぅ、紫音の言うと通りだにぃ?紫音頭良いのにゃー?」
いや、そんくらい自分で気付けよとか思うが口にしたらぶっころされそうなのであえて言わない事にした。
「じゃぁ海司の名前は今度から変態ウイルス感染者って呼ぶにぃ。」
「なんでだよっ!?」
追わずツッコんでしまった俺は悪くない。
【第1章 「え、何これ。」】END