コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 餅(?)一家の日常?! ( No.3 )
日時: 2011/08/05 19:13
名前: グレイ ◆Qk0AOa1nlU (ID: RXugjDaQ)

2、本当に彼奴は俺のことが嫌いなのか?!分からん…




「と言うわけで、リビング修理するぞ。」
「えー…」


文句を言うな…カシワ
俺だって嫌だぞ、でもしょうがないだろ。


「そんなのコウハク野郎を連れてきて、リビングが直る的なことを言わせれば良いじゃないッスか。」
「無理よ、あいつは何時も魔王がどうのこうのしか言わないから。」
「そうだよな、そして、カシワ死ね。」
「カレー酷いッス。」
「さんをつけてね。俺(様)は何時もカシワが死ぬことを願ってるから。」
「酷いッス。」


カレー(さん)か…
彼奴は俗に言う俺様キャラだからな。
そしてカシワ嫌い。
アズキ&アンコと良いコンビだろうな。


「とーにーかーく!!直せる所は直しちゃいましょ。」
「そうね!アンコ!!」


姉の失態を何とかするために妹のアンコが登場…
仲が良い姉妹だよな。
性格も似てるし…


「とにかくあっしも手伝うんでがんばろう。」
「ハクじゃん、コウはどうしたのよ?」
「口にガムテープ貼っておいて黙らせた」
「相変わらず句読点が無い、そしてコウに対しては酷いッスよ。」


ハク居たのかよ。
コウの能力を妨害してるから、一緒に居て欲しかったのだが…
来ちゃったのか…


「じゃ、修理始めるぞ。」

「具体的に何をすれば良いんスか?」
「そうだな…「ピーンピポーン」


何だよ、修理しようとしたときに客かよ。
めんどくさいな…
ちゃっちゃと帰って貰うか?

まぁ、そんなある意味失礼なことを考えつつ、俺は玄関を開けてみる。


「…どちら様ですか。」
「!?餅…あ、あの、何でも屋…ですよね??」


外に居たのは、14才ぐらいの女性だった。
平日だし、学校があったらしく、制服を着ている。
…この制服は…桜中学校か…
俺等の仕事に関しての依頼のようだが…
この子には悪いが、お引き取り願おう。


「すいません、今、取り込み中なので。」
「え…そうですか…すいません…」
「はい、また今度来てk「何、女の子の話をきかないで帰って貰おうとしてて最低ッスよ♪キナコ先輩♪」
「!!!!!」


こいつ…カシワ…反論できないがうざい。


「さあさあ、こんな最低なキナコ先輩放っておいて、上がってください♪」
「良いんですか…?」
「良いよ!さぁ!この僕の胸…無いけども、飛び込んできて!!」
「ユキミ…変態発言はするな。」
「ま、早速上がっちゃってくださいッス。」
「お、お邪魔します…」


クッ…カシワめ…
俺が帰って欲しいって思っていたことを、分かっていて言ったな!!
まぁ、俺も悪いからな…せめて、ちゃんと依頼はやってやるか。

取り敢えず、依頼人をリビングのソファに座らせ、依頼を聞くことに。


「じゃ、アンコ、お茶用意してくれるか?」


そう言うと、すぐにアンコがお茶を机(段ボール)に置いた。


「はい。言われると思って用意はしてたわよ。」
「ありがとな。」

「あの…」
「なんだ?」
「何でリビングが…その…ボロボロなんですか?」
「…気にしないでくれ、それで、依頼は?」
「ハイ…あのですね…」


続く。