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- Re: 青春のメロディーライン 〜西宮中学校吹奏楽部物語〜 ( No.7 )
- 日時: 2011/08/12 09:40
- 名前: 華鈴 ◆NZJg9s3.DU (ID: lqooIEvM)
STORY1 1話目からバタバタしている吹奏楽部
「加奈帰ってくるの遅いな。なんかあったんやろか」
皆様はじめまして。
小説の第一声を藤本 蘭先輩に取られた主人公の岡崎 奈々です。
「まあ、集計っていっても、そう早くには終わりませんからね」
少々イライラしている蘭先輩をなだめる私。
と、いうか、第1話なのに話の主導権を先輩に完全に取られちゃってるんですけど!!
〜そのころ生徒会は・・・〜 ※あれ?私の存在って・・・by主人公
「朱里、もう一回やり直すか?」
「またですかああああああ!?」
最初の発言は我らが生徒会長兼吹奏楽部長の桜田 加奈先輩。
そして、後の発言が私、斉藤 朱里の物です。
「だって絶対に数え間違えてるって!吹奏楽部希望者が0人とはありえないもの!!やり直しよ、や・り・な・お・し!!」
「でも先輩、もうこれで3回目ですよぉ!」
「関係ないわ!何回でもやり直すわよ!!」
「はあ。何回やっても同じですって・・・」
もうダメだ。体力が・・・
〜それから1時間後〜
「何でやねん!!こんなに遅くなるとか聞いてへんで!!」
蘭先輩のつっこみ(?)により、楽器の音がピタリと止んだ。
先輩、声デカ過ぎです。
「ちょ、藤本落ち着k「金本、お前は引っ込んでろ!!」
藤本先輩をなだめようとして失敗した金本(兄)先輩。お疲れ様です。
「僕、様子見に行って来ようk「金本君、私が行くから大丈夫!!」
そう言って部室を飛びだしていった蘭先輩。
※ちなみに今発言を遮られたのは和樹先輩(金本弟)
「藤本先輩、変わり身早いっすね」
そう言って苦笑いを浮かべる杉本 翼君。
「まったく、その通りだ。トホホ・・・」
随分お疲れの祐樹先輩。お疲れ様です。
1分後、蘭先輩と生徒会コンビが帰ってきた。
厳しい顔をして。
「今から報告を行います」
全員が息を呑む。
加奈先輩の報告はこうだった。
「今年の現時点での入部希望者は・・・
0人よ」