コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 青春のメロディーライン 〜西宮中学校吹奏楽部物語〜 ( No.8 )
- 日時: 2011/08/18 15:37
- 名前: 華鈴 ◆NZJg9s3.DU (ID: lqooIEvM)
STORY2 新入部員は0人!?
「えっ・・・・・・・・・?」
吹奏楽部は絶体絶命の危機にさらされていた。
「じゃあ、もしかして吹奏楽部は・・・」
「今年で『廃部』になるかもしれん」
「「「廃部!?」」」
蘭先輩のこの言葉に、一同は驚愕した。
実は、最近めだった成績を残していない我が校の吹奏楽部は廃部の危機にさらされていたのだ。
廃部にならない条件は1つ
『新入部員を4人以上は入れること』
「藤本、そんな縁起の悪いこと「お前に発言権はない」
金本先輩、もうお決まりのパターンですよね。
ちなみに、この金本先輩をスタートとして、部員たちはパニック状態に。
「廃部になったら、俺チューバ吹けな「神村、俺はお前のその言葉を待っていたぜ!!」
「・・・吹けなくて良いって言おうとしたんだけど」「後でぼこぼこにしてあげるぜ^^」
「いや、遠慮しときます」
ドSコンビがなんだかよくわからない言い争い(?)をしている
「廃部になったら、野球部のマネージャーやろっと」
「あら、亜里沙ったら野球部に好きな人でもいるの?」
「私は根っから野球が好きなの。あんたみたいな、なんちゃってファンzy「誰がなんちゃってファンですってえええええ!?」
亜里沙先輩に沙良先輩、大人げないですって。
「まあ、みんな落ち着いてって。こういう時は、みんなで楽しく歌でも歌おうではないk「「お前は幼稚か!!」」
真衣、朱里、ナイスつっこみ。
綾子、私からも同じつっこみをプレゼントしよう。
「落ち着いて、みんな!!」
「そうや。こんなことでパニックになってどうするんやねん!!」
吹奏楽部トップの2人が呼びかけても、もはや収まるような状況じゃない。
そして、ついにこの2人がキレた。
「「静かにしろや部員共!!」」
部長&蘭先輩の喝(?)により、一気に静かになった。
「まだ希望調査の結果やで!しかも体験入学の時の!!」
「今パニックになっても結果はどうなるか分からないじゃない!!」
「そのとおり。まず「「引っ込んでろって言っただろうが!!」」
金本先輩、おいしいとこ取りはやめましょう。阻止されたけど
「とりあえず、これからどうしていくかを考えましょう」
「まずは、吹部のイメージアップとして「練習だけじゃなくて、勧誘の方も頑張っていこうやー!!」
「「「はい!!」」」
こうして金本祐樹は良いとこを見せられず、主人公は出るとこなしで2話目も終了したのである。