コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *. 恵梨菜の魔法 .* アンケート(?)募集中! ( No.76 )
- 日時: 2011/12/23 20:28
- 名前: 果歩 (ID: P4ybYhOB)
- 参照: 酉無ですけど果歩
10.本当の真実
カナト先生が話を聞かせてくれた。
去年の春。 麗は3年生で3-4組だったらしい
麗は魔法学校に入って3年目になった その時
転校生としてやってきたのが鈴森美桜だった。
美桜は恵梨菜と同じで校長先生にスカウトされてやってきた。
とても優しく礼儀正しいクラスで人気のある女の子だった
男子のほとんどが美桜に告白したという。
そして美桜は魔法がとても上手かった
ある日、図書室に美桜が行った時のことだ
そこに柚木麗が居たらしい
麗が美桜を見つけると駆けつけてこういったらしい
「貴方はどうしてそんなに魔法が使えるの!? 教えて!!」
美桜は困った。 なぜなら美桜ができるのは才能だったからだ。
そのことを麗に話した。
麗はとても後悔した
麗は沢山勉強し、やっと入れることができたからだ。
「ひどい・・・私たちは皆努力して入ったの。 貴方に軽々入られるし貴方に私の友達は持っていかれるし・・・もうウンザリよ!!」
と言ったらしい。
その次の日、柚木麗は不登校になった。
ずっと続いて行った。
それからも麗の不登校は続く中、美桜も不登校になってしまった。
その時美桜はこんな手紙を置いて行ったという
「私のせいで麗ちゃんは不登校になっちゃった。。。
私も黙って登校してられないです。
私も麗ちゃんと同じになってみます。 勝手ですみません。」
二人は不登校のままだったので、学年も上がらず、そのままだった
そして今年がやってきた
夢咲さんが入ってきた、ね
校長が何度も説得して不登校地獄から二人は出ることができた
麗ちゃんは不登校の中でも勉強はしていたみたいで、成績は良かったんだが、美桜ちゃんはずっと悩んでいたらしく、すごく前より成績が下がってしまった。
そして、麗のいじめが始まった
初めは先生も止めようと何度も何度も必死だったんだが、あるとき美桜ちゃんが
「麗ちゃんをもう叱らないでください!! またやったら私自殺します。」
それから私も怒れなくなった。 美桜ちゃんもそれでいいというような感じだった。
今はどうすることもできない と。
「そ、そんなことが・・・」
「あの二人の関係は、もうあのままなのかもしれない・・・」
「そんなことない!!」
「!!」
「あ、ごめんなさい・・・」
「いや、いいんだよ。 話を聞かせてくれるかな。」
「あ、はい!! 美桜ちゃんの努力を麗ちゃんに見せつけて、自力でやった ということを見せつければもしかしたら。。。」
「その考えはいいかもしれない!! 私も手伝おう!」
「いえ! これは私と美桜ちゃんの二人で頑張りたいです!!」
「・・・そうか、なら頑張ってくださいね。 応援してます!!」
「はい!! 早速行ってきます!」
「あ、その前に、もう寮に戻った方がいいだろう、明日にした方が・・・」
「本当だ! こんな時間! 先生ありがとうございました!」
そういうと私は寮にかけていった。