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- 届かぬ想い 第3章 片思いと両思い 8話『憧れの両思い』 ( No.79 )
- 日時: 2011/08/27 09:43
- 名前: ★逢夢☆ ◆QuwKcUaJL. (ID: 2ft.mOaW)
第3章 片思いと両想い
8話『憧れの両思い』 Side Ran
「お、俺…実は…お前のことが…なんていうか…す、好きだ…」
そう言われた時、正直びっくりした。
こんな私のことを好きっていってくれる人がいるなんて思ってなかった。
しかも、その人は私の片思い中の相手であった圭斗先輩だったってゆうのもあったから。
最初は何かの罰ゲームなんじゃないかって思って、
「あ、あの…先輩…それは…本気ですか…?」
って聞いたら、
「ほ、本気だ。」
って言ってて、それに先輩の目はまさに本気って目をしていたから、私は先輩を信じて返事をした。
「先輩、私もあなたのことが好きです。」
恥ずかしかった。
でも、それ以上にうれしかった。
大好きだった先輩と両思いになれたことが。
「これって両想いってやつか?俺、人生で一番幸せだ。」
先輩はそう言った。
「先輩…私もです…」
私も幸せだと思った。
ドーン、ドーン…
さっきまで打ち上がっていなかった花火が打ち上げられて、まるでおめでとうって言ってるみたいだった。
神様がわざと調子を悪くしたんじゃないかって、思った。
花火の下、私は先輩に抱きしめられた。
神様、私は今ものすごく贅沢者なんだと思います——…
○o。.★.。o○○o。.☆.。o○○o。.★.。o○○o。.☆.。o○
更新日 8月27日土曜日
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