コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: *。*。恋するキモチ*。*。 ( No.15 )
日時: 2011/08/24 23:25
名前: 姫更 ◆YzfOwKZcTg (ID: 19CtFRjf)
参照: 夏休み短すぎるでしょ〜!

♯4  恋に気づいたメグ


その日の夜のことだ。

「さーて、テレビでも見るかな〜っと」

「あははははは」

「ちょーっと!家のテレビよ!見せなさいよ」

「は?俺たち家族だろ?みんなのテレビじゃん(笑)」

(う・・・うざ)

「はははははは」

またレンが笑う。

「ちょっと〜>< 「おバカくん」が始まっちゃうじゃない!」

「なんだよ。おバカくんって。意味不だし」

レンはバカにしたように二マリと笑う。

「もういいし!風呂入ってくる」

バンッ

メグは強くドアを閉めた。







(何だよ・・・。レンのヤツ。・・・・・ん?私、さっきからレンの事ばっかり考えてない!?まさか・・・。好き・・・とか言わないよね?)

風呂に入りながら考え込むメグ。

もう顔は真っ赤だ。





「・・・・レン。風呂、あいたけど?」

メグはぶっきらぼうに言う。

「おう。じゃ、入るか」

(何で—————?レンと話すだけで、熱がでたように体が熱くなる——————。)










「行ってきます」

「ちょっと待てよ!一緒に行こうぜ」

「やよ。皆に疑われるじゃない!」

きっぱり断った。

「まあなー。俺たち、お互いどうでもいいのにな」

(どうでも・・・いい・・・)

「それもそうだな。俺、少し遅れていくわ。先にいけよ」

「い・・・言われなくても行くし!」

タタタタタタタ

メグはわざとレンから離れるように去っていった。






「わ・・・渡辺。ちょっといいか?」

「は?別にいいけど。なに」

メグは休み時間、黒木に呼ばれた。

「俺・・・。渡辺が好きなんだ!」

「はぁ!?」

(ちょっと、キモ・・・)

「あの、ごめん。私・・・」

と、顔を背けた。

「もしかして・・・。他に好きな人がいるとか・・・?」

黒木が聞いてくる。

「う〜ん・・・。『好き』ではないけど、『気になる』って言うのかな?」

「わかった。若山だろ?」

「え・・・?まあ・・・その・・・」

すると、黒木はニコリと笑って

「分かったよ。俺、渡辺の恋、応援するよ!」

「あ・・・あの、ありが・・・と」

別の意味でヤバイ事に!?

                                                    続く♪