コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 恋するキモチ ( No.3 )
日時: 2011/08/23 16:46
名前: 姫更 (ID: 19CtFRjf)
参照: 夏休み短すぎるでしょ〜!

♯1  始まり・・・



「・・・・・では、席替えをします」

時は2011年3月始め。

私は5年生最後の席替えをした。

(誰だろ・・・。隣り・・・)

先生が1人ずつ名前磁石をはっていく。

私は、恐る恐る固い目をあけた。

(げ・・・。サイアク。黒木だぁぁぁぁぁぁ!)

黒木とは、クラスの女子から最もキモイと言われている男子だ。

キモイというのが、変態とかと言う意味ではなく、顔がキモイという意味だ。まあ性格もダサいが。

(う・・・後ろは・・・?)

また恐る恐る見る。

(わ・・・若山ーーーー!!)

若山という人間は、やたらとウザくて、メグに突っかかってくる。

ガタガタ

席替えが始まる。

「お前かよ」

メグは小声で言った。

「うんまあとりあえずもう一回席替えしようねうんほんと」

「何言ってるかわかんねぇし」

後ろからつっこんで来る若山。

「ウザいよ」

(ばーか。)

メグの苗字は渡辺。若山と必ずと言っていいほど出席番号が並ぶ。

(明日から、憂鬱だなぁ・・・・)



              続く♪