コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 壊された絆 *実話* セカンドシーズン ( No.3 )
- 日時: 2011/08/25 17:07
- 名前: 樹杏 ◆Yv7w97Jjh6 (ID: Qa64t.a8)
- 参照: http://mypage.hangame.co.jp/mynews/index.nhn
1話 早いお目覚め☆ 【晴香side】
パチッ。
いつもより少し(かなり)早く目が覚めた。
「・・・今何時・・・?」
近くの窓から見える景色はまだうっすら暗い。
私は、目の前の緑の時計を手に取った。
「・・・え。まだこんな時間・・・?」
時計の針は、5時30分を示していた。
「・・・どうしよう、暇だ・・・」
・・・みなさん、こんにちわ。((おはようか??
今日・・・2010年4月8日、5年生に進級しました。
佐倉晴香です。
私は、1度起きてしまうと、なかなか2度寝出来ない性格。
「漫画でも読もうかな・・・」
お母さんの秘蔵(?)コレクション。
エrいらしいから、読むな、と言われてる・・・
んだけど、読んじゃうのが私、晴香。
そう言えば、真珠の檻の2巻、まだ読んでない。
ちょうど良い。
6時にもなれば、下へ行ってドラジでもしようっと・・・
パラ・・・
パラ・・・
しーんと静かな寝室に、私のページをめくる音が響く。
時々、お父さんの足が、モゾッとか動くから、
そのたびに体を震わせる。
「・・・もう6時やし」
そう呟いて、私は漫画を棚に戻し、布団を上げ、起きあがった。
キィ・・・
そぉ〜っと、寝室のドアを開け、突き当たりの自分の部屋に行く。
「汚・・・また奏(ソウ)の奴、ちらかしたな」
1人ブツブツ言いながら、赤いランドセルに手を伸ばし、とる。
ジャラッ・・・と、ジャラジャラ着いたストラップが音を奏でる。
タンタンタン・・・
小さな足音を発てて、私は1階のリビングに向かった。
真っ暗。
6時って、こんなに暗かったっけ・・・
とりあえず電気をつけ、トイレへ直行。
ジャァーッ
水の音が響いて、今にもお母さんが降りてきそう。
テレビの電源を入れて、すぐさま8チャンネルへ。
ボーッとテレビを眺めながら、私は
「ふぁぁぁ・・・」
と大きなあくびをして、眠ってしまった・・・☆