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Re: 災厄の魔女の契約書 お便り的なもの募集!! ( No.106 )
日時: 2011/08/31 12:54
名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)

7話「守られるだけのあたし」




——『負けない』っていったのに押されてる…
   あたしはこれだから弱いんだよ……
   あたしが零兎を助けないといけないのに

はっと顔を上げるテンマ
さっき魔女に戻ったテンマはリリス・テンマになった
そして黒一色のワンピース、ブーツ、スパッツに
黒い宝石が埋まった首輪

——余計なこと考えたら負けちゃう!!

そしてテンマの電撃が消えた

「テンマ!!」

氷のつぶてがテンマに当たる………

が、つぶては当たらなかった
正確には誰かがつぶてをこわした

「さ、お前を倒そうか…」

という金髪の少年がテンマの前に立っていた
すると後ろ…テンマのほうを向きこう言った

「おい下がってろ
 こいつを倒すのは俺、最古 諸刃だ」
「で、でもこいつの氷の魔法は…!!」
「俺に倒せない奴はいないさ」

フッと笑う
するとテンマも微笑みを返す

——諸刃…けっこう強い………

「リィオン、ミィオン来て…」

といって金色の光で魔方陣が出来る

『何?』
「アルトをやるよ、手伝って」
『分かったよ』
{お姉ちゃん…やるよ
 テンマ、あたしに電撃を}
『あたしに氷を』

「分かったよ、」

いつもと違う魔方陣を作る

「守られるのはいやなの…
 アレン、零兎をお願い……
 あたし、好きな人のためなら頑張れるよ」
「テンマ…分かったわ!!
 絶対零兎を死なせない…!!!」


「なんッスかあの魔女…
 ニンゲンなんかのために……
 なんでッスか、カイ」
「さぁね、」
「それはテンマが零兎とやらを好きだからだよ」
「誰ッスか!?」
「俺?秘密……テンマは勝てるかな?」



「さぁ勝負〜ゲーム〜を始めよう!!」

と、アルトはいった