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Re: 災厄の魔女の契約書 お便り的なもの募集!! ( No.131 )
日時: 2011/09/03 13:26
名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)

10話「神と反逆者 後編」



「はい?」

諸刃の問題発言は満場一致で
「意味が分からない」と思った

——こいつは表では知られていないのか?

「多分だけどテンマってやつは
 俺が14番目って分かってるはずさ」
「テンマが?」
「あいつは多分裏の神とやらだ」
「裏の神?」

——あのテンマが?
   昔から俺に甘えてきたあのテンマが?



「あああああああああああ!!!」

と、零兎の後ろから少女の悲鳴が聞こえてきた
のどが張り裂けそうなくらいな声で

「テンマ!!」


「結構やばいよ?」

前にきいたような声が聞こえた

「あの時の……」

「ルクシア・タイル、
 でもそんなことよりあのこ助けたほうが…」
「今は助けるな、今あいつのところへ力を知らずに走ったら
 確実に死ぬぞ?」
「グレイ・・・」

グレイという名の少年が言う

「神には逆らえない、ってよく言うよな?」

零兎の口は無意識に動いていた





「だったら反逆者になってやろうぜ………!!」