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- Re: 災厄の魔女の契約書 お便り的なもの募集!! ( No.176 )
- 日時: 2011/09/17 20:11
- 名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)
19話「言葉に込めた想い(現在編)」
「零兎、もしアルトを倒したらお願いがあるの」
「何?」
「後で言うよ、今言ったらあたし負けそうな気がするから」
「分かったよ」
「零兎『大好き』、『愛してる』」
「俺もだよ」
——っち…あの契約者……!!
「おいレスト、落ち着け」
「あんたには関係ないさ」
「はっ、俺と勝負してみるか?あの創造主[神]…雑魚を倒したら」
「構わないさ」
「はいは〜いそんな事してないで」
「アレン…」
レスト、グレイ、アレンは少しの間話をした
どうやってあの『化物』こと創造主[神]を倒すか、という話だ
「テンマとクレセの氷を使えば悪魔の中では最も最強の氷技が出来ると思う」
「まあオレも同感だな」
「それが出来ればいいんだけど、テンマけっこークレセの事嫌ってるからさ〜〜」
「雑魚の癖に文句ばかりつけてないで何か案を出したらどうだ」
「あら〜よく言うわねあんたぁ……あはは、グレイの癖に」
「つくづくむかつくな、あ?」
「何?聞こえません」
途中から低レベルの言い争いに変わってきてるのは気のせいだ
「ならまず召喚獣を召喚させる
テンマの召喚獣は特殊能力を持ってることは承知済みね
その後テンマにクレセとヴァレアの氷の力をルクシアを通して渡す
テンマがリィオンへと力を渡したらレストの雷の力をミィオンへ渡す
そうすればテンマの持つ氷と雷の召喚獣はさらに強くなる」
「なるほどな…」
「でもアルトは多分アルトのみの力『霧—ミスト—』を使って攻撃を周りへと拡散させるわ」
「『霧—ミスト—』?そんな魔術あるのか?」
「あたしが前能力を分析したときに分かったわ
水と毒と炎を禁忌の魔術で混ぜ合わせアルトのみが使える魔術を作った
それが『霧—ミスト—』」
——…魔法を自身の身体にかける事は命に繋がる可能性がある
アルトはそれをかわしたのか?
それとも………
「まあどんな方法でも勝てればいいってワケよ」
「っち、雑魚の癖に考え付きやがる」
「で、『霧—ミスト—』になった後は?」
「簡単よ」
「どうするんだ?」
「氷の魔法で凍らせる
そして、壊す」
「………出来るか?」
「雑魚の癖に心配しやがる、やってみなければわからないだろう」
「だな」
「後は、あのアルトの後ろにいる2人の悪魔と
人形ね
特にあの人形……
アルト同格の魔力を持っている………
ちょぉっと危ないかもね〜〜」
上唇をなめる
レストは思う
——ああ、創造主[神]に逆らうなんてこんな面白いことは無い
——————テンマの『言葉』、届けようぜ—