コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 災厄の魔女の契約書 お便り的なもの募集!! ( No.63 )
日時: 2011/08/29 20:30
名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)

4話「血色の月 前編」



——ガッコー……人もといニンゲンが通うところ
  あたしは栗鼠 天魔として通う事になったの
  セーラー服って言われたけどなれない服ってなんだかなぁ

「あたしは栗鼠 天魔!!」

すると少しだけ
ある少女の瞳が驚愕に変わった
茶髪に少し長い髪の毛黒い瞳でかなり可愛い

「じゃぁ栗鼠さんは……」
「零兎の隣」

たったったった

すると零兎の席に走っていって
なんと


キスをした

「え、て、天魔ーーー!?」
「ふふふ…好き、だぁい好き」

と少し紅潮して話す少女、天魔
それともう一人
真っ赤な顔をする少年、零兎

「あら、テンマ可愛いわね」

と、いう翡翠色髪、瞳の妖艶な少女がいう

「れ、れ、零兎……?」

といった瞬間
時間が止まったように動かなくなった
正確に言えば零兎、天魔、亜恋以外が動かなくなったのだ

——こんなこと人間界であるっけ?
  だれかが術をかけたしかない!!
  あたしの魔法で解けるかな?

「天魔」
「うん」

人間の可聴音域を越えた声で魔法を唱え
すこし灰色の光で魔方陣を描いた

「え、と、解けない!!」



「だってオレの魔法だもん」

と、聞きなれた声が聞こえた