コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

Re: 災厄の魔女の契約書 お便り的なもの募集!! ( No.89 )
日時: 2011/08/30 18:46
名前: 琉架 (ID: MnBE3vuR)

6話「魔女を狙うもの」



「誰だよ、おまえ達………ってあの時の魔女!!」
「え?あんたまだ生きてたの?
 しぶとい奴ね」

と魔女が答える
青眼で金髪ロング
それでいてとがった耳
まさの人間ではなかった

「あたし≪魔性の残忍魔女≫ファレット・ヴァレン
 あんたに放ったのはあたしの毒の魔術
 毒弾よ」
「だからなんか浸食するみたいに死んだのか」
「は?死んだ?何いってんの?
 あんた生きてるじゃん」
「いや確かに死んだんだよ」

——確かに一回死んだ
   それは俺自身の事だから分かる

「あ、俺から逃げた魔女がいるッス」
「な、おまえ…まさか……」
「そうッスよ、≪覆面の暗殺者≫レイ・オーヴァイス」

するとキッと睨んでテンマは氷の魔方陣と
人間の可聴音域を超えた声で呪文を唱える
いや、詠っているのかもしれない
真っ白な青白い光で魔方陣を書き上げ

「おまえにこの攻撃が止めれるかな!!」

「俺のこと忘れてないか?」

と厚着の少年が言った
そして相手も何かを唱えた
魔方陣を描く
色からして氷だろう

「さぁ氷漬けだ」

するとさっきの氷のつぶてがきえ、
さらに相手から氷のつぶてがやってくる

「なっ…」

驚いた顔をしているが
すぐに呪文を詠う

魔方陣は書かない

「くっ」

と顔をゆがめる
可愛らしい顔が台無しだった

「やっぱ魔方陣書かないと弱いわぁ」

そういい、さらに電撃を放つ
そう、さっきテンマが放ったのは電撃の魔法




「生憎あたしは負けない!!」