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Re: カラの実【お便り募集!!】 ( No.453 )
日時: 2011/11/05 16:19
名前: ミルクチョコレート ◆/QnEJQqynw (ID: Wr7p75Kp)
参照: 小説書いたまま寝たらpcの電源消されてた…w

〜第3章〜
第6話

仙「それは…」
サ「何だ…?」

諸刃の首が“ゴクッ”と鳴った

仙「雷神の鬼子じゃ」
サ「鬼子…?」

諸刃は真剣な顔つきで質問した

仙「雷神が産んだ子供が鬼になったんじゃ」
サ「それが取りついているの……か?」

諸刃は驚きのあまり体が動かなかった

仙「ああ…だがそいつも、妖精の一種じゃ」
サ「よっ…妖精って取りつくのか!?」

諸刃は驚きを抑えながら言った

仙「主人の命令によっては取りつける、まあ鬼子になるなんてカラの実を入れ替えられる以外ありえない…」

諸刃の頭の中に一つの疑問があった

——————— 主人の命令によって取りつく…?
           カラの実…?
            玲斗が急におかしくなったのは……いつ?

諸刃の頭の中で一人の男が浮かび上がった

サ「まさか…」
仙「おそらく雷のせいじゃ」
サ「でっ…でも、雷の近くに妖精はいなかったハズだ!!」

諸刃は仙人の言葉が信じられず精一杯否定した

仙「おそらく、隠していたんじゃろ…」
サ「…………それじゃあ雷はクローンハートの仲間…?」

仙人は小さく首を縦に振った

サ「そんな………!!おかしいだろ!!てういか毎日毎日変なことばっかり、、起こって!!今回は友達にも裏切られるのかよ!!」

諸刃は涙をこらえる為に手を強く握っていたが、諸刃の目からは一滴の涙が流れた

仙「それを防ぐには、クローンハートを倒す他どうしようもないんじゃ」
サ「ふざけんなよ…そんな奴らに、俺の人生を台無しにされてたまるかよ…クッソおおおおおお!!!!」

諸刃の目が赤く光った

玲(鬼子状態)「シネエエエエエエエエエ!!!!」
サ「だまれええええええええ!!!!」

ブァァァァァァァァン!!!

急に諸刃の右腕が赤いうろこをして、巨大な牙が生えている竜になった

仙「………やはり…諸刃は呪いの子だったか…」

急に仙人は耳を疑うような言葉を発した、だが諸刃の耳には聞こえなかったようだ

サ「喰らえ!!ファイナルブーストオオオオオオ!!!!!」

すると、その竜が口から青い炎を出した

鬼子「ク、クソオオオオオオオオオオオオ!!!!」

鬼子はいち早く玲斗の体から抜けだしたが、諸刃の右腕の竜は性格に鬼子を狙い跡形もなく焼き尽くした
玲斗は竜による被害はなかったが、鬼子に操られ、人間離れした動きをした事でかなり体力を消耗していた
そして玲斗は地面に倒れそうになった

サ「白崎!!!」

すると諸刃の竜がいなくなった
諸刃は白崎の目の前に現れ、白崎を倒れないように支えた

玲「ハァ…ハァ…」

玲斗はかなり息が荒れていた
それを見た諸刃は上を向き言った

サ「クローンハートめ…絶対に許さねえ、絶対にブッつぶしてやる!!!」



〜第3章終了(仮)〜