コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: カラの実【なんと参照1300越え!!感謝します!!】 ( No.460 )
- 日時: 2011/11/18 21:32
- 名前: ミルクチョコレート ◆/QnEJQqynw (ID: Wr7p75Kp)
〜第4章〜
第1話
諸刃達はボロボロになった玲斗を連れ、諸刃の家に来た
「諸刃の家って、意外とシンプルなんだ〜」
天魔は初めて諸刃の家に来たため、ものすごく興味を示していた
「あんまり、家の中の物さわんじゃねーぞ」
諸刃は天魔が何かをやらかしそうな予感が、家に入る前から感じていた
「だいじょーぶ、だいジョーブ!!」
と、自信満々に胸を叩いた
すると天魔の肘が花瓶にあたり床に落ちてしまった
“パリン”
花瓶は床に落ちたとたんに割れて、ガラスの破片が飛び散った
「あっ」
「えっ」
諸刃が後ろを振り向くと、先ほどまであった花瓶が床に落ち割れていた
諸刃は花瓶が割れたのを見て、天魔を睨んだ
すると、天魔は手を『グー』の形にし、頭に乗せ
「テヘッ」
と、ウインクをして言った
「『テヘッ』じゃねーよ!!!!!お、お前なにしちゃってんの?!」
すると、天魔は『フッ』と言い、諸刃に向かって言った
「花瓶を割ったのさ!!」
「見れば分かるよ!!てか何で自信満々何だよ!!」
諸刃は怒りと驚きが、ごちゃごちゃになっていた
3分ほど経って、なんとか諸刃は落ち着いた
「ハァハァ……まあ(ハァ…)、今日は玲斗の手当てをしなきゃいけないから(ハァ)、許してやるか…(ハァハァ……めっちゃ辛い…)」
「やっほう♪」
許してもらい、喜んだ天魔を見て、諸刃は小さくため息を付いた
「…それじゃあ、そこの布団に玲斗を寝かせてくれ」
天魔は諸刃に言われた通り、玲斗を羽毛で出来た、そこそこ高そうな布団に寝かせた
「じゃあ、俺は玲斗に食わせる物、作るからテレビでも見てて」
「え?諸刃って料理出来るの?」
「ああ、小さい頃から母さんと父さんが居なかったから、一人で家事をやってたんだ」
諸刃は棚にしまってあった、エプロンを着て、キッチンに向かいながら言った
天魔は『5年生なのにしっかりしてるなー』と関心していた
天魔は諸刃に言われた通り、テーブルにあったリモコンを取り、テレビの電源を付けた
するとMOWX(モウクロス(ニュース番組))がやっていた
「えー次のニュースです、小学生3人が行方不明になった事件について、警察は身元を調べているようです」
「行方不明だってさ、親御さん可哀想だね…」
「行方不明の時って、見つからない場合多いからな…」
諸刃は、手慣れた手つきで米を研ぎながら言った
「行方不明3人の名前は…
最古 諸刃(11)
栗鼠 天魔(12)
近衛 ルイ(15)
だそうです」
アナウンサーは、情報が書いてある紙をめくりながら言った
「俺達…?」
一体何故? ————————
——————————— 学校いってねーからか…(笑)
————続く————