コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: メモリアル・ネット ( No.13 )
- 日時: 2011/08/30 12:51
- 名前: VAATO (ID: 8cTIMUus)
第三話「廃墟で開かれたパーティをぶち壊しに来ました」
ギン『さて、此処か』
ケン@KB『此処は…ウイルスが検出されて誰も近寄らなくなった所だ…後2ヶ月でこの場所は消えるらしいぞ』
ギン『そんな所に呼び出すとは…目的は何だ?』
ケン@KB『お礼じゃないか?前に荒らしを追い出してくれてありがとうございました…みたいな、まさか!俺に惚れて告白?』
ギン『うん、その妄想の中から一生戻ってこなくて良いよ』
ケン@KB『まぁ、可愛い子なら大歓迎☆行こうか、美少女達の天国へ!』
ギン『その天国に逝ったらお婆ちゃんに宜しく言っておいて』
ケン@KB『何て話してたらもう廃墟の中だぞオイw』
ギン『…嫌な予感がする』
ケン@KB『オイ、この部屋 誰かいるっぽいぞ』
ギンはドアノブを手に取り中へと入った
部屋は豪邸程の大きさで周りが豪華な部屋 廃墟なのに…
???『やあ!こんにちは、いや こんばんはかな?』
見ると白無垢を着てひょっとこのお面を被った少女のアバターが立っていた
ケン@KB『か〜わ〜いい〜!』
ギン『どこが?』
???『そっちのお兄さんは話が分かりそうだね…そっちの人は、ちょっと失礼だね』
ギン『御託はいい、用件は何だ?』
???『君達がこらしめた荒らしやウイルスを持ってた人の中に僕の可愛い子分がいてね、ちょっと僕怒っちゃって
だから、君たちのパソコンを使えないくらいボロボロにしようかな…と
あ、仮にそれが家のじゃなくても君たちのアドレスとかを分析して家を特定することもできる…ま、要するにこっちには科学力があるってこと』
ギン『長々と説明ご苦労様、んじゃ俺たちをこらしめるか?』
???『まさか、僕は直接手を出さないんだ
カモーン』
???が指を鳴らすと部屋に大勢の男達が現れた
ギン『何だよコイツら…』
???『僕の子分たち、今から格闘ゲームをして負けたらウイルスが送り込まれる仕組みになってるんだ』
そう言えば男達の手には刀や銃が現れた
???『ゲームの名前は…分かるよね?皆大好き Opening of the fight だ』
Opening of the fight
それはこの神々の遊び場にある格闘ゲーム
アバターを使ってモンスターやプレイヤーと闘い、経験値を得てレベルアップしていくゲーム
ギン『…アイツ、俺たちを試してるのか?』
ケン@KB『そうでもそうじゃなくても俺はあの子は倒さんよ』
ギン『もう好きにしてくれ…俺はあの男達を潰す』
ケン@KB『その言い方…勝ちが保障されてるみたいな言い方だな』
ギン『俺がこんな奴らに負けねーよ』
ケン@KB『wwま、お互い頑張るか!』
ギン『アイアンハンマー!』
ケン@KB『アイアンウィップ!』
ギン『行くぞ雑魚共!』
ケン@KB『逝くぞ雑魚共!』
ギン『いや、ここで誤字かよ』
ギンとケンは男達を簡単に蹴散らす蹴散らす
???『…けど、勝てるかなぁ?僕の子分のほんの一部”1246人”に…』
ケン@KB『1246人!?』
ギン『もの凄い量だな…一気に終わらせるか…』
必殺技 発動!
ギン『ピコピコハンマーフルスイング!』
ピコッ
・ ・ ・
ピコピコピコピコピコピコピコピコピコピコ…
その音が部屋中に響き渡る ギンはハンマーを上にあげて決め台詞
ギン『三途の川は、もう目の前だ』
ドゴォォォン!!
部屋の子分たちが全員吹っ飛ばされ、残ったのは???だけになった
ケン@KB『説明しよう!今の技は、ピコってなった相手が油断した瞬間吹き飛ばされる時間差技である!』
ギン『説明ご苦労、さて 後はお前だけだ』
「お前らこんな時間まで何してるんだぁぁぁ!!」
パソコン室のドアを開けたのはこの学校の鬼教師とも言われる先生
「「うおっ!?」」
「何だよ…先生かよ…」
「先生、俺は別に写真集とか見てません」
「だからもうお前ら以外生徒は帰ったんだよ!お前らも早く帰れっ!」
ドアをバンと閉めて先生は帰っていった
ギン『…あれ?アイツは?』
ケン@KB『「・・・」』
ギン「『・・・』」
「「あああああああ!!」」
逃げられた
???「上手く逃げれたね…クスッ」
続く