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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔女守り! ( No.11 )
- 日時: 2011/08/30 23:28
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
「あいつらが火災をおこしたっていう……」
「バカ、目え合わせるな、殺されるぞ……」
「こええーなんかオーラが違う……」
おねえ教官の部屋を出てから、しばらく廊下をうろうろしていた二人。
だが、すれ違う人たちの不審と興味が混じった視線を浴びるのにいい加減嫌になったので、さっき会って、教官の部屋に案内してくれたアネモネという少女を探すことにした。
「アネモネさんって、どこにいるか知ってる?」
近くにいた少年の腕を引っ張って、ノゾミは笑顔で聞いた。
「ア、アネモネなら寮にいると思う……」
少年のこわばった顔に顔をしかめながら、「じゃあ寮ってどこよ」ときつめに聞く。
「この建物の隣の小さい建物。男子が入ると半殺しになるって噂、立ってるからその男の子は男子寮に行ってみるといいよ……寮長のライジー先パイがいると思うから……」
親切に教えてくれた少年にありがとう、とお礼を言って、ノゾミとクロは女子寮と男子寮、それぞれに向かって歩き出した。
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