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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【最終章突入!】魔女守り!【人気投票実施中!】 ( No.266 )
- 日時: 2011/10/05 17:50
- 名前: 由羽 (ID: Lay1j2X4)
- 参照: 早く十月三十日になんないかな!
怖いことを言いながら入ってきたリーダーらしき人物に、ノゾミはうなる。
「うー、うーっ!」
「え、なんで唸っているんですかノゾミさん! 僕は猫キャラですが、ノゾミさんにそのような設定はありませんよ!」
「あたしもほしい! その動物設定!」
「いやそんなことこの場で愚痴らないでください! あとで作者に愚痴ってください!」
無理なんだよバァーカ! と、叫んでクロにけりを入れ始めたノゾミ。
痛いです何するんですか! と、反論をするクロ。
「ああもうお前らうっせ—よ! 自分たちが今、どうなってんのかわかってんのか!」
え? と、二人とも声を合わせて聞き返す。
「ああウザい! すぐに殺せば良かった!」
後悔をし始めたリーダーに、ノゾミは、
「無駄無駄! クロはどんなに殺しても粘り続けるゴキ○リのような生命力を持っているのだ!」
胸を張って自慢するノゾミ。
「いやそれ自慢じゃないですからね! ってか僕の悪口じゃないですかそれ!」
また元の雰囲気に戻ってしまったノゾミたちに、リーダーが銃口を向ける。
「……魔法は使わないの?」
挑発のように聞くノゾミ。
「……俺らの犯罪の目的が、それだからな」
銃を向けたままの彼に、どういうこと? と聞き返す。
「俺らはな……」
自分の銃をいとおしそうに見つめ、話し始めた。
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