PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 魔女守り! オリキャラ募集中! ( No.66 )
- 日時: 2011/11/19 18:05
- 名前: 由羽 (ID: mOKQW.49)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
「ノゾミさん! やめてください!」
クロがノゾミを押さえつけるが、するりと安易にかわされる。
「……一発も当らないぞ。お前のコントロールは幼稚園児以下か?」
「お前がよけてるからだろーっ! 余裕ぶっこいてんじゃねー!」
ノゾミが怒鳴る。
「うざいからやっていいか?」
「……もう頭が痛いのでいいです」
クロが許可をした。
すると、少年はうなずき、腰から一丁の銃を取り出した。
「……そうか。では覚悟しろ。……双氷華、第一の乱、吹雪」
「なぜに許可出したー!」
ノゾミの涙まじりの悲鳴が聞こえたとき、少年の銃が、細かい雪の球を出した。
「……地味?」
「……お前、死刑な。覚えとけよ」
細かい雪の球を受けているノゾミは、へ?と聞き返した。
地味とは言ったものの結構痛い。そして冷たい。
「……うざいな、お前」
すると少年が腰から——、
もう一丁の銃を取り出した。
「……っへ? やめてよ? 二丁なんてダメだよ?」
「……嫌だ」
少年が、ずばりといったと同時に、雪の球がもう一丁の銃から、飛び出した。
「いやああーーっ!」
ノゾミの悲鳴は、雪が当たるばしばしという音にかき消された。
PR