ALLジャンルのオリジナル小説、ライトノベル、二次創作、ss小説やイラスト投稿なら「小説☆カキコ」

第５話「バグ部屋から脱出!!」
えーと…まず状況を整理しよう…

①ここに居られるのは一人だけ
②ここに長く居ると自分の体がなくなる
③俺の武器は死神の持っていそうな鎌だけ
どうしようもないな…
②の「体がなくなる」は「体が亡くなる」に近いような…

「もしかして…」

カリトは鎌を振り下ろした
“ガツッ!!”

「BINGO!!」

カリトはその動きを30〜40回繰り返した
今カリトが何をしているかというと鎌でバグ部屋を壊そうとしているのだ

「うん…やっぱそうだよね部屋だから壊そうと思えば壊せるよな…」

壊した場所から光が差し込んだ

「よっしゃあ!!」

パレードのような音楽が聞こえたので音を頼りに行ってみると

「あ?なんだよここは…」

そこは人間は一人もいなかった

「なんかいろんな動物が合体したような変な生き物居るんだけど…」

カリトの目の前にカリトより少し年上のようなツインテールの女の子が現れた

「ここにも変な生き物居る…」
「いやアタシ人だから!!てか見た目でわかるでしょ!!」
（え?マジで?ツインテールの奴なんて初めて見たよ…）「え?マジで?ツインテールの奴なんて初めて見たよ…いや冗談だよ!!そんなわかんね奴なんていっいないだろ!!」（ひやあせ）
「心の声丸聞こえだけど…」

カリトはギャグキャラなので心の声をつい言ってしまうのであった

「そうそう!!ナレーターの言う通りギャグキャラだから!!“つい”言っちゃうんだ♪」
「なんかアンタドナ●ドみたいだね…」
「実はカーネル●ンダーだったりして…」
「どっちでもいいわ!!」
「てか初対面のくせにツッコミすんなよ、名前言え、名前」
「アタシは水無月耀（みなづき　てる）よ」
「じゃああだ名はウォタムだな」
「なんでウォタム!?てかなんであだ名つけんの!?」
「え?いやだって水無の「水」は英語でウォーターだからウォタで」
「ウォタ!?それどう発音すんの?!」
「“うぉたぁ”みたいな感じで」
「その発音の仕方怖い!!」
「そうか?それはともかく次は水無の「無」を「ウォタ」の語尾に付けてウォタムってこと」

カリトはあだ名をよく付けたがるが絶対にへんなあだ名になるのであった

「とりあえずアタシの家に来なさい!!」
「え?なんでだよ!!」
「いいから!!家にケーキとミルクあるから!!」
「マジ?!それなら行く!!」

カリトはもの凄く単純なのであった
—————続く—————