コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 3丁目の泉さん ! . ( No.6 )
- 日時: 2011/09/13 20:31
- 名前: るな.. ◆Runa.IU3P6 (ID: 5RAlDtaS)
【 @01 】
「あやーっおはよー」
「あ、すず。遊架と瑚鳥も、おはよ」
「…おはよ、あや…」
「て言うかさ、あや。今日鏡見たの?見てないよね?見てませんよね?」
夏です。なんで夏かって?作者は夏が好きだからです。冬生まれだけど。
此処は晄志摩第二中学。地域で人気でもなく不人気でもなく、常に"普通"というポジションを保っている目立たない中学校。
そこに、この小説の主人公・泉 絢音さんと、絢音の友達3人、遊架とすず、瑚鳥さんは通っています。
「…何?鏡がどうかした?…今日は見てないよ」
「やっぱりね。」
「見ていたらそんな事になんないよね」
「え?…あ、ちょ、あや…その髪型で登校してきたの?」
ただいま会話中です。うん、「」使ってるから分かるよね。
鏡や髪型がどうのこうの…
どんなふうになってるんでしょうか。見てみましょう。
「何?髪型?どうなっているの?」
「え?んーとね…イナズ○イレ○ンの○鷹みたいな○海みたいな」
「何それヲタ的なたとえしないで」
「すずはそういうふうにしかたとえ出来ないんだよ。強いて言えば爆発してる」
「うん、それが一番分かりやすいや」
「分かりやすいとかそういう問題じゃないって言うか…」
「あや、あんた女だよね?」
「女じゃなかったらなんなの?」
「え?男」
…近頃の若い子は凄い会話してるんですね。
あ、イ○ズマ○レブン、知ってますか?イ○イレですよ。
うんそう言うのは置いといて。
「はい、鏡とブラシ、貸してあげるから。確か瑚鳥、霧吹き的なの持ってるよね?」
「うん、持ってるよ。これで少し濡らして梳かして」
「ありがと、遊架、瑚鳥」
「…2人とも、お姉ちゃん的存在通り越して母親になってない?」
「別に」
「え?そーかな」
絢音は、こんな友達が居て幸せだ。
すずはアニメとか教えてくれるし、遊架は色々貸してくれるし、瑚鳥は優しいし。
家も、こんな幸せだったら。どんなに絢音の暮らしは充実してただろうか。