コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 3丁目の泉さん ! . ( No.7 )
- 日時: 2011/09/14 20:39
- 名前: るな.. ◆Runa.IU3P6 (ID: 5RAlDtaS)
【 @02 】
「どお、直った?」
「うん、直った直った」
「よし、じゃ、行こ!」
絢音の髪型も元に戻りましたね。あ、元の髪型は茶髪の方までの長さです。え?前髪はぱっつんじゃないですよ。
3人のクラスは3階の1番右側、2-Dです。絢音は生徒28人の14番目です。泉は"い"なので。
まあでも3階までってつらいですよね階段。作者の教室は4階にあるんで教室に行くまで汗かきますよ。
まあとりあえず、男子13名女子15名の賑やかなクラスです。
「ねえ、あや」
「ん?」
お、すずが絢音に話しかけました。ちなみに階段を上っている途中です。
こっ、これは話が始まる予感…っ(はい?)
「あやん家ってさ、親居るよね?うち、見たことないんだけど…」
「!」
「ちょ、すず…」
「小6からあやと仲良くさせてもらってるけどさ、あやの親の顔見たことないよ?
見てみたいなーって、思っちゃったり思わなかったり」
「…すず…」
「…えーとですね、わたしの親は居ません」
「…え?」
あ、もしかしてすずが墓穴をほったりしましたか?
でもそうしないとこの話進みませんのでっニコ
すずを嫌いになったりしないでくださいね、素直でいい子ですから、悪気はないんですよ。
「え?あ、あのごめんっ…」
「だいじょぶ。すず、悪気ないだろうし」
「で、でも…あの、えっと」
「ん?」
「何で、親御さんいないの?」
「ん?事故」
それは、さかのぼること11年。絢音が、3歳の時。
理音が4歳、海音が3歳、和音が2歳のときにおきたこの事件は、あまりにも衝撃的だった。
この4人をあわせ、父母の6人家族はいたって普通で、幸せな家族だった。
この日も、家族皆でドライブへへと出かけていた。
そして、この事件が起きた。
父が運転を誤り、隣を走っていたトラックに衝突したのだ。
その状況は、なぜこの4人が生きていたのが奇跡なぐらい、ひどい状況だった。
なで無事だったのだろうか?
父母は、4人を庇うように逝った。
「その日からわたしたちは、親戚のおばさんに育てられたんだけど…
やっぱ母国に戻りたくって」
「母国って。お前何歳だ」
「戻ったのが、小6だね?転校してきたよね」
「うん。もう自分達で暮らせるかなーと思って」
「そっかあ…」
「じゃ、あやは、親御さんのぶん、精一杯生きなきゃね!」
そうすずが叫んだ途端
「あーそーだよね。でも絢音はひどいこだよね。俺に糞くらえとか言ってくるし」
誰?って、作者が聞くな!とノリつっこみ。
「あ、海音」