PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 3丁目の泉さん ! 【オリキャラ募集】 ( No.97 )
- 日時: 2011/09/30 17:56
- 名前: るな.. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
【 @22 】
そしてしばらくしてから。無事に皆の特製カレーは出来上がった。
味見"だけ"をした貴一によると、感想は「おいしい」だそうだ。まああてにならないが。
そして50何人分のカレーを配り終わり、皆が椅子についた。
挨拶は、代表してすずの父がする事になった。
「では、娘達が作ったカレー、味わっていただきましょ! 乾杯!」
あなたの娘は何もしていません。すずの足元にたくさん綺麗な石が並んでいるでしょう? ずっと拾ってたんですよ。
『かんぱーい』
水だけどねと作者は思った。
そして絢音がもうすぐ食べ終わるのでおかわり準備をしようとした時。おかわり準備って食べる気満々だな。
瑚珀が絢音に寄ってきた。今度は、椅子の下をくぐって移ってきた。そんだけ小柄なのだ。140㌢もないのだ。うおーちっちぇー。
「あっ、あの、和音のお姉さんっ」
「絢音先輩でいいよ」
絢音でいいよじゃなくて絢音先輩でいいよなのかよ。
「え、っと絢音先輩っ?」
「うん、そう。それでいいよ」
そう言うと琥珀は溶けそうな笑みをこぼす。
絢音は思った。この子は可愛いなあと。守ってあげたくなるなあと。
「で、どうしたの」
「え、っとですね」
「うん?」
「〜あのおっ」
「瑚珀ちゃん?」
「何でも、ないですっ」
そう言って小柄な体は瑚鳥の元へ飛んで行った。
あ、駄目か。人みしりはそんな簡単に直るもんじゃないし。
でも絢音先輩って言ったらあんな笑顔だったし。どうせすぐ慣れるよと作者はめんどくさがった。おいこら。
絢音は海音をちらっと見る。
海音は何も考えてないような目をしていた。ただ分かるのは、"後悔"を想わせるような目の色をしていた。
わたしはどうすればいいんだろうと、絢音はまた考えた。
そして気づけば夜。部屋割が発表された。
PR