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　【 ＠06 】



授業が始まりました。数学のようです。作者は算数が一番苦手です。
6年の算数って難しいですよね。理解し難い。
今日は絢音は当たらない日です。なので人間観察dayです。
ちょうど転校生が来たので転校生の観察をします。

(…あ、えんぴつ落とした。　…あ、ノート破った。　…あetc.)

絢音はこの人をみてつくづく思います。
ああ、本当に凄く凄く凄く凄く…これでも足りないくらい、おっちょこちょいなんだなあ…と。
絢音もよく天然だーとか言われるけど、この人よりはましだと思います。絶対。

(あ、隣の人が消しゴム忘れたんだ…)

石崎さんの隣の方が消しゴムを忘れたらしく、困っているのが絢音に見えました。
こいつ、こういうのには敏感と言うか何と言うか…、

(ん?…)

その時絢音は見た。
石崎さんが、惚れるような笑顔で消しゴムを渡していたこと。

まあ絢音は

(惚れません)

だろうな。男に無関心だもんな現代っ子。
隣の子を見ると…お、ほんのり赤い顔。
やっぱ可愛い笑顔だったんでしょうね…。まあ主人公は全然見てませんが。






そんなこんなしてるうちに、授業が終わったようです。


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　　＠06はちょい短めw