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　【 ＠20 】



「すずー」
「あや！ どうしたの？」
「え、いや何か手伝おうかと思って」
「え!? 本当!? 助かるよ、 だって50人ちょい居るんだもん。
　　ご飯作るの大変だからさ、あっちでもう瑚鳥と遊架と瑚珀ちゃんがもう下ごしらえしてるから手伝ってくれる？」
「…来て思ったけどすずは今何してる？」
「綺麗な石拾い！」
「…下ごしらえってやっぱカレー？
　　…そして瑚珀って誰？」
「うんカレー！
　　って、瑚珀ちゃん知らないの？」
「そ。
　うん。瑚珀って誰？」

…カレーって、オリジナリティないよね。他になんかないか他に。って、作者が言うな！と1人ノリ突っ込み。

「瑚鳥の妹だよ。
　　顔めっちゃ似てるのっ！ 違うのは髪型と性格ぐらい」
「あと年ね」
「細かいよ」

うん、すずナイス突っ込み！

「そ。じゃ、行ってくるね」
「50人ぐらいだから和音君とか理音先輩とか海音君とか連れてきたら？」
「……うん、海音以外呼んでくる」
「何で海音君呼ばないの」
「かくがくしかじか」
「ダイ○ハツエコフェア！」
「とにかく見に来てねっ…
　　何してんの？」
「いや自分こそ」
「とりあえず呼んでくる。
　　…あんたもいい石見つけなよ」
「もちろん！
　　じゃあ後でね〜」

そう言って別れた絢音とすず。この2人、性格が少し似てるから話しの内容がおかしいんでしょうね。
そこに、貴一と喋っている理音を見つけた絢音は、話しかけた。

「理兄。カレー作るの大変だから手伝って」
「うん？ いいよ」
「じゃあ頑張って「貴一も行くぞ」え」

…貴一、ご愁傷。
絢音は2人に「先言ってて」と告げて、和音を探した。
だがなかなか見つからず、和音は諦め絢音は行く事にした。