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　【 ＠23 】


「すずー！ 部屋割を発表しなさい」

すず父が言った。するとすずは石を拾っていたのにどこからか一枚の紙を持ってきて飛んできた。
ねえ、すず。書いててなんだけどあなたって本当に一体何者？

「はーい！ えーっとね…
　　めんどくさいからゴミ作者お願いしまーす！」

はーい！…ってざけんな。
まあ発表しないと話しが進まないので一応渋々発表した。
話しに関係ないクラスメイトは省いてまーす。うん？だってめんどくさいからね！


テントA　すず父 理音 貴一
テントD　遊架 すず
テントH　絢音 海音 和音 瑚鳥 瑚珀


以上でーす。

『……は？』

声を上げたのは絢音、海音、そして和音。
何その少女漫画にあるお決まりのシチュエーションと自分で突っ込んでみる。

絢音が天を見て言った。何？作者死んでるんですか？

「ねえ作者知ってる？ わたしと海音はさっき喧嘩的なのしたし、
　　　和音だって年頃なんだよ？ 同じクラスの人…しかも女の子が一緒のテントって何？」

さあなんだろうね。て言うか年頃だからーとかさっき海音が言ったじゃん。やーいやーいパクリ魔ー。

「あの山の頂上からこいつを投げ飛ばして星にしようか…」

目がまじでしたはいすいません何でもないです許して下さいうわああ手始めに殴らないでえええええ！

「あれ絢音？わたしの事はスルー？」

瑚鳥が寂しそうにつぶやいてるし。

「…まあとりあえずっ」

おいすず父、それで終わらせようとするなと突っ込む。
て言うかお前が悪いだろーと自分に突っ込んでいる作者はほっといてほっとかないで悲しいいいいい！

「…なんでこの回あんた出しゃばってんの？」

……分かりません。

「これはこれで！ いいんじゃないんですか？　
　　友好的になりますよ！ はいっ、じゃあ各自テントに荷物を運んでー」

皆が続々とうごく。その場に残ったのはテントHメンバーと

「いやだああああああ！絢音と一緒がいいいいいい！」
「はいはいそうだねー行こうねー」

シスコンでした。