コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 3丁目の泉さん ! 【オリキャラ 発表 !】 ( No.115 )
- 日時: 2011/10/02 16:35
- 名前: るな.. ◆7.uwki1uEg (ID: 5RAlDtaS)
【 @24 】
「…ねえ、瑚鳥」
「うん?」
「…これって、"テント"なの?」
「…どうだろ」
寝床はもうテントしかないので、しょうがなくテントHに向かう5人。
しかしついたテントは
「…テントと言う名の屋敷?」
庶民が使うちっぽけなテントとは比べものにならないくらい、象も入れるくらいなテントだった。いいな〜羨ましすぎる!
「…気づけば台所もピッカピカだった」
「トイレも最新のだったよ」
「つまりここは…」
うんそうだ。庶民が来てはいけない
「金持ちが来るキャンプ場だ」
-
「…なあ、和音」
「あ?」
「お前、どう思う?」
「何が?」
絢音と瑚鳥、瑚珀に隠れ、2人は何やらひそひそ。
絢音達は残念だねえ!聞けないんだもんねえ!何言ってるか。
でもわたしはね!作者だから聞こえるのだよ!て言うか書いてるのだよ!
「同じクラスの奴が、一緒のテントなんて」
「あ? 別にどうって事ないだろ」
「…お前はそう言う奴だよな」
「おう。今頃知ったか兄さまよ」
「知ってたけどね。ここまでとは」
海音は諦めてその場を去ろうとしたが
「絢音は」
その言葉で、動きが止まった。
海音、絢音が大好きなんだねえ!
「絢音は、海音にとってなんなの?」
おおおおい!和音それ聞くか!本当絢音そっくりだなお前!
「…どうって、双子の姉」
「本当にそれだけ? もっとないの?」
「っ、お前!」
海音が振り返って叫ぶ。
おーい、夜ですよー。近所迷惑…テント迷惑ですよー。
「分かってて言ってんのか!?」
「…分かってるって、何を?
俺は、姉だけじゃなく、クラスメイトだとは思ってんの? って事」
「…あ、ああ」
そう言う事か、と海音は肩を撫で下ろす。
分かりやすいなー海音。
「そう言うのは思ってねえよ。
…姉、だろ」
「そ。ならいいや。
ほらお前もテント入れや」
そう言って海音をテントに押し込み、和音は呟いた。
「…女としても、見てんじゃないの?」
「テント広いから隣で寝る事はないよ」と付け加え、和音も後に入った。
…和音、怪しすぎるだろ。