コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 第2章 サマコンさんまじ嵐の塊[赤谷] ( No.260 )
- 日時: 2011/12/16 19:05
- 名前: とろわ ◆DEbEYLffgo (ID: 4yuxSnKU)
はいはい、という訳で二章が始まりました。
今回の話はKAZAMIYAサマーコンサート、通称サマコンの話になるよー。はい拍手ー。……別にしなくていいけど。
——ていうかさ、この小説って面白いの?
あ、わざわざコメントに「そんな事ないですぅ」とかいうお世辞はいいよ。うん。ほんとに。というかこれも自虐(?)ネタという奴だから。
——え、というか、アンタって誰? って?
そうよねー、私なんて所詮キャラ設定が出来上がっていても全く出番のなかった哀れな
「せーんぱい。そんなところで『ギガ☆ネガ』オーラを放ってどうかしたんですか? ……はっ、もしかして失恋とかですか?! あややー、それは一大ス「いや、何も言ってないから」
私——赤谷小鳥はぴしゃりと後輩である四季文月ちゃんに言うと、文月ちゃんは「ちぇー」と呟いた。
……この美少女め。何でもしていいと思うなよ。
文月ちゃんは、何故か学校新聞を発行しているカワリモノ。
学校新聞とはいっても、不定期発行で、変なニュース(基本ガセネタ)だったりするんだけどね。
でも、異様なほどに情報通(月見里先生もそんな感じだけど)なんで、後輩だけど逆らえないのよね。……恐ろしい子。
「ま、出番うんぬんは気にしたら負けですよ。……というか、主役回があるだけいいじゃないですかぁ」
「相変わらず発言が黒いよね」
「それは先輩もで・す・よっ」
……相変わらず末恐ろしい奴め…………。
と、そこに。
「ちょっと文。調子に乗るんじゃないわよ」
凛とした声が私と文月ちゃんの耳に響く。
文月ちゃんは露骨に嫌そうな顔をして声の持ち主——文月ちゃんの姉である四季如月ちゃんの方を横目で見た。
「あやや、誰かと思えば如月ですか」
「誰かと思わなくても貴女の姉よ姉。——全く、少し目を離しているとすぐ調子に乗ってー……って居ないしっ」
文月ちゃんが全速力で私達の視界から消えたらしい。いつの間に。
「ほんとにあいつは……もう」
そう呟く如月ちゃんには、お姉ちゃんらしさが全開していた。
————まあ、私にも使い物にならない姉がいるんだけどね!!!