コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ

14 ( No.16 )
日時: 2011/10/27 21:25
名前: すずか (ID: jOAGGOOx)

 こっから細々と試合の詳細を書くとでも思ったか!時間かかってしょうがねーし特に何もなかったからすっ飛ばす!あえて言うなら仲矢が可愛かった!以上!というわけで9回表!

「まさか打たれるとは思ってなかったなー」
「新さんの球、速いけどど真ん中だけだしな。野球齧ってたら案外打てるものなのか」

 得点表の『1』を見ながらちょっと遠い目をする俺と卓巳。
 そう、1点取られた。向こうの若い衆はやっぱり野球をやってたらしく、ホームランとまではいかないけど9回表でついに捉えられた。間にアウトを挟みながらも、せこせこやられて気がつけば1人がホームにカムバック。
 こっちだってヒットは出してたんだよ、店長が。でも誰も続かないから1つも点にならねー。しかも気がつけば俺ら3人以外は全員選手変更されてる。御老人方が1人また1人と力尽きていった結果がこれ。本人達も、元から最後まで行けるとは思っていなかったらしいな、どおりで集合の時にやたら人が多いと思ったんだよ。あれ予備も含めての人数だったのか。用意周到なのは良い事だけど、そこまでしなくても良いだろ。

「ストライク、バッターアウト!」
「あ、終わった」
「1点で済んだかー」

 店長の踏ん張りで追加点は取られずに9回表は終了。最後の攻撃となるけれども、無理じゃねーかなこれー。店長まで4人もいる。

「じゃあ行って来い」
「ん、ちょっと本気出してくるわ」
「最初から出せよ」
「必殺ゲージが溜まってなかったんだよ」

 何かほざいてる卓巳がトップバッター。写真部が覚醒しても球が打てるようになるとは思わないな。それっぽい覚醒としては、体からフラッシュ出すとか。ポケ○ンかよ。

「卓巳、十万ボルトだ!」
「後でスタンガン買ってくるわ」
「文明の利器禁止な!」

 十万ボルトのスタンガンなんてあってたまるか。