コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- 23 ( No.31 )
- 日時: 2011/12/07 23:01
- 名前: すずか (ID: 1u4Yuzgf)
何か、店長ができないことを探したくなってきた。とりあえず運動と勉強はできるんだよな。何か他にないか。
「店長、英語できます?」
「会話に困らない程度には」
「音楽は?」
「お兄ちゃんベース弾けるよ、歌も上手って高校では評判だったって」
「家事は?」
「主に俺がやっている。一般的な主婦並にはこなせてると思うが」
「機械は?」
「私のパソコンお兄ちゃんが作ってくれたよ。他の電化製品も、電気屋さん呼ばなくても大体トラブルは解決する」
「絵は?」
「美術の授業の時に描いたやつが、全国美術展で表彰されたことはあったな」
「一体あなたは何ができないんですか!?」
「……何でお前は怒っているんだ」
何だよこの超絶完璧人間ただし性格を除く。いや性格だって悪いわけじゃない、ただ変なだけ。何で金物屋やってるんだよ妙に適職な気はするけど。
あ、これならどうだろう。何かあんまりできそうなイメージがない。
「喧嘩は?」
「んー?雄人くんはお兄ちゃんの武勇伝を知らないのかね?」
仲矢がにやにやしながら箸を振る。自慢げってことは喧嘩も強いのかやべえ店長。
「武勇伝?」
「うちの高校で伝説になってる学生の番長がいたよね?」
「あー、あれだろ確か5,6年前にここら辺完全統一したっていう番長この流れだったら店長なのかマジですか!?」
「……俺はそんなつもりはなかったんだがな。やたら突っかかってくる奴が多くて、一々片付けていたらいつの間にかそんなことになっていた」
「あなたは漫画の主人公ですか!?」
伝説の番長って店長だったのか。ん、でも確か弓道全国ランカーって言ってたよな。そんな喧嘩ばっかりしてて出場できるもんなのか。
「喧嘩しててよく試合に出れましたね」
「……喧嘩の前に必ずボイスレコーダーで言いがかりを録音していたからな。正当防衛が成り立つ」
「用意周到ですね!?」
ちょっと姑息な気がしないでもないけど超有効なアイテムだなそれ!
