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8/　ゴミ捨て


「疲れたー」


「疲れるなアホ！！」


バシッとあたしの頭にホウキが振り落とされる


また、叩きやがったよ、コイツ！！


「秋本〜(怒)」


「えー？　何？」


「お前だろ、ホウキで頭叩いたの！！」


「えー、何の事かな？　本間さん(笑)」


ウザイ、ウザすぎる！！


こういう時は、無視に限る


つーか、何でこんなに掃除時間長いのよー！！


「愛花ー、今日、ユッキ達ごみ捨て当番だったけぇー？」


あたしは、秋本を無視して、愛花に話かける。


「うん、これ終わったら行こー」


「あっ、俺行きたい！！」


はぁ！？


突然、秋本がそんな事を言い出した


「行かなくていーし」


「いや、行きてぇーし」


何で、男子ってこういうと行きたがるんだろ？


まぁ、いいや、ここは気を利かせて


「愛花ー、愛花と秋本が一緒に行きたいみたいだから、ごめん」


っと、愛花にこっそり呟いた


せめて、二人っきりにさせてあげたいと思って、そう言った


なのに(怒)


あのクソアホ男(秋本)は


「じゃあ、早く本間行こうぜ」


っと言って、あたしにゴミ箱を渡してきた


はぁ！？


「早く、行くぞ」


あたしの手をグイグイ引っ張る秋本


そしてそれをばっちり見ている


愛花……


サイアクな事態になりました……