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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋音 *半実話* ( No.44 )
- 日時: 2011/10/11 10:22
- 名前: 柚妃 (ID: ySP8nr/s)
9/ まさかの!?
「ちょっと、秋本、手ぇ離せ!!」
あたしは、掴まれた手首をブンブン振ると、秋本が手を離した。
「あーさぁ、お前音楽部だよな?」
“あーさぁ”って何?
発音は、“あのさ”っぽいから、“あのさ”って意味かな?
「きいてんのか?」
「あー、うん」
確か、音楽部だよな?ってきかれたような……。
「合唱祭、何の曲吹くん?」
今、関係ないし
「嵐メドレー」
とか言ったら、いきなり嵐の歌を歌い出した秋本。
「〜♪」
……、でもコイツ確か……。
昨日、カラオケに10時位まで居って、ノドが痛いとか言ってたよーな…。
「あのさぁー、ゴミ箱ってどこ持ってくの?」
あたしは、ちょっと遠慮気味に声をかけた。
「〜♪、ん? あぁ、裏庭」
それだけ言うと、また続きを歌い出した。
うるさいとは、思わないけど……、
小学校の時、男子が歌を歌うとかって珍しい光景だったけど
ここの人達、平気で歌うよねぇー…。
田舎と都会の違い……。
※実は、あたしが通っていた小学校の元6年生(35人)の中でカラオケ行った事あるのは、10人位です……。
でも、ここの生徒の元6年生(90人位)は、ほとんど全員カラオケに行ってる
実はの実話で、あたし、カラオケ行った事ありません……。
友達と行こうねぇーとか話してたけど、親がダメって言うからさー…。
じゃ、なくて
階段を降りて、靴箱で靴を履き替えていたら、いきなり秋本が
「あぁーーーーーーーー!!」
っと叫んだ!!
「何!?」
「……、ゴミ箱、忘れた……。」
見ると、あたししか、ゴミ箱を持っていなかった
そして、その時
{掃除終了、三分前になりました
今日は、ごみ捨ての日です。
三分前には、捨てにきてください}
っと放送がなった
今から、三分って無理でしょ……。
その場にいた、(靴箱掃除の人達)全員が苦笑いしていた。
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