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Re: 恋音 *半実話* ( No.47 )
日時: 2011/10/11 22:53
名前: 柚妃 (ID: ySP8nr/s)

10/ 喧嘩


「まぁ、燃えるゴミは今度でいいよ」


あたしは、そう秋本を慰めながら、内心


バカじゃないのコイツっと思っていた。


「そうだな……。」


とか言って、燃えるゴミって結構多いんだよなぁ〜…


あたし達は、靴に履き替えると裏庭に行った


「……はぁ」


結局、コイツ(秋本)いる意味ないじゃん


何しにきたの?


「秋本って意外と……、ドジなんだね」


「な訳ねぇーし!!」


いやいや、充分ドジですよ〜


「それよりさー」


「何?」


「……、何でもない」


なら言うなよ


あたしは、裏庭でゴミを回収している係の人にゴミを渡した


「?、可燃ゴミは?」


「あー、」


あたしは、チラッとニヤケながら秋本を見る。


秋本は、一瞬下を向いたけどバカみたいに笑った


「アハー、忘れました☆」


何コイツ? って顔で係の人が見ていた。


「じゃあ、はい」


ゴミ箱を手渡され、あたし達は、教室へ戻って行った。

____ ____


「史也ー、燃えるゴミ持ってってなかっただろー!!」


出たよ、中野 林……。


秋本の、ちょっとしたミスを責めまくる男


「まぁー、いいじゃん」


「よくねぇーよ、次の当番の人が……」


「あー、うるせぇーな」


「はぁ!? お前は、いっつもそうだろ!?」


「はぁ!? テメェーこそ偉そうに、俺に口きいてんじゃねぇーぞ!!」


あー、うるさいうるさい


「いい加減にしろよ、お前ら、これからパート練だろ」


レイのおかげで二人は、やっと静かになってくれた。