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コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 恋音 *半実話* ( No.57 )
- 日時: 2011/10/17 19:15
- 名前: 柚妃 (ID: ySP8nr/s)
12/ 新事実
あの後、結局怒られてしまった……。
『声が小さい!!』っとか、『ちゃんとやってよ!!』とか……。
ハァ……、久遠さんって、絶対好きになれないタイプ!!
「おーい、本間」
この声は……、愛花が素早く後ろを振り返る。
「何?」あたしがそう言うより早く
「どしたの? 史也!!」
愛花が秋本に話かけた
何でそんなに、ニコニコしてんだか……
「あっ、本間、ちょい来て」
は? 愛花の話を無視して、あたしを呼び出す……。
あたしは、チラッと愛花を見る
あっ、よかった、思ったより怒ってない……
ただ、ものすごいガン見されてるけど……。
「ちょっと!! 本間さん、勝手な事しないでよ!!」
えぇーー!! どうすんのよ!! 大体何の用事?
「あっ、いいって、いいって」
秋本が笑いながらそう言う。何が?
「……、大した話じゃないならここですれば?」
うっわ、愛花ちゃん……、顔がマジだよ……。
「う〜ん、でも放課後はな〜……」
秋本は、何か呟いてから、しばらく考えていた。
「史也さー、パートリーダーじゃろ? 男子んとこ帰らんでいいん?」
久遠さんがテープを回しながらそう言う。
「いや、玲に頼んであるからさ……、」
「なんなん?本間さんに何の用なん?」
「えー、まぁ、いっか☆」
久遠さん、しつこい……、そのしつこさに負けたのか、秋本はそう言った。
「何なん!? ……まさか告白なん?」
いやいや、ないない!!
「はぁ!? ちげぇーよバカ!!」
そう言うと秋本は、男子のパートの方に走って行った。
「……何なん」
久遠さんは、秋本を見つめながら、そう言った。
もしかして______
久遠さんって、秋本の事、好きなのー!?
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