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Re: *+グチャグチャ模様の恋物語+* ( No.16 )
日時: 2011/09/24 18:41
名前: 冬歌 ◆AUKKRecP3g (ID: aLhiPLAJ)

急いで8話書きます!!

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8#突然の告白!?




翌日の、掃除時間。
私の班で家庭科室の掃除をすることになった。


私の班は、私に美織、星夜、紅くん、私となっている。


杉本 紅(♂)くんは、多分星夜の次ぐらいにモテる。
星夜の友達なんだ。

それで星夜は、サッカー部エースストライカー。
それにクラス一モテる。

そして、美織は生徒会長。


・・・とまぁ、私をのぞいてすごい人がそろってる班なのだ。


「おーい、鳴海さーん」


「はーい?」


さっそく紅くんに呼ばれて、近寄った。


「悪いけどあのゴミ箱、大ゴミ捨て場に捨てといて」


「分かったー」


大ゴミ捨て場は、ゴミを捨てる所。まぁ簡単に言うと
すべてのゴミを捨てる所。
結構臭い・・・。


とにかくゴミ箱の取っ手を持って、持ち上げてみると。


「うっ」


予想以上、かな〜り重くて、思わず声を漏らしてしまった。


「どした?」


「あえっと・・・。なんでもない!」


といって、慌てて外に出て行った。


皆に迷惑かけたくないしな・・・。
ていうか、なんでこんなに重いの?丸々リンゴとか入ってないよね?


「うう・・・重い・・・」


といって思わずよろけると、石につまづいた。


「うわっ!」


と言って私は、倒れそうになった。


といっても何秒しても倒れない。


・・・なんかデジャウな気がする・・・。

ゆっくりと目をあけると、星夜が私を支えていた。


「! 星夜!?」


「危な!お前な・・・。」


といった瞬間、私の上から取っ手を持った。


「重! 紅のヤツ、こんなの持たせやがって・・・。」


「せ・・・星夜・・・?」


私は真っ赤になって後ろを向いた。
もう、心臓は爆発しそう。


「あ・・・えっと、いいよ私できるから」


「バカかお前。転びそうになったのに。それに鳴海は
女子。お前に持たせるわけには行かない」


「せい・・・や」


そのとき、いつも見慣れた顔がすごくかっこよく見えた。
なんていうか、大人の顔。


でも、おかしい。


何でこんな優しいの?



と思っていると、大ゴミ捨て場に着いた。


「ありがとう」


「・・・別に」


と、ここで私は忘れかけていたあのことを思い出した。


「ねぇ、なんで私がミルクチョコパンが食べたいか知ってるの?」


というと、また星夜は顔を赤くした。


いつもマイペースな私にも限界がきたようで・・・。


「二回目ぐらいなんか言えよこのやろう!はやくしいやー!!!」


・・・って、それ以上我慢しなきゃ・・・。


星夜はギャップに驚いたのか目を丸くした。
そしてちょっとしてから、真面目な顔にまた戻った。


「分かった。言う」


もう、その顔は赤くは無かった。


とそのとき、腰を押され、よろけて星夜に倒れこむと
胸でキャッチされ、顔を上げようとすると頭を強く抑えられた。


「見るな」


といわれても見えない・・・。
力強いから動けないよ・・・。


「喋るな」


といわれても喋れない・・・。
力強いから胸に押されてくち開かない・・・。















「お前が好きだ」
















・・・・・・・・・・は?


いま何つった?


「だから!お前が好きなんだ!だからずっと見てた。
だからそれくらい分かる」




は?私のことを星夜が好き?


・・・何それ?いみわかんない・・・。


といわれたとき、星夜の男らしさにドキッとした。


・・・そして、今分かったんだ。





私も星夜のことが好きだって。







桃が星夜のことが好きかもって思ったとき、胸がチクチクした。
だから、きっとそのときから好きだったんだ。


「ごめん」


口でそういっても力は強くなるばかり。


「せ・・・いや」


「放したくない」


また、そういうところにドキッときた。


・・・星夜・・・。


私も想いを伝えようとした。


が、今他の事に気づいた。


今、私は星夜の胸の中、動かないように腕で固定されている。
つまりほぼ酸素がない=酸欠。


「せ・・・・・いや・・・これだけ、言わせて・・・・・・」


「何」


「く、くるし——————・・・」


といった瞬間、私は頭の中と視界、どっちも真っ白になった。

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やべぇ・・・星夜萌える!!