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Re: *+グチャグチャ模様の恋物語+*【コメプリーズ・・・】 ( No.57 )
日時: 2012/01/01 11:27
名前: 冬歌 ◆AUKKRecP3g (ID: zhN/mYB5)

21#スキッテ、キモチ





その、早退した日。ちょっと期待してたけど、星夜は
来なかった———・・・。



そして、翌日。学校に行こうとしたけれど、熱が出た。
体温は39,6度。昨日泣きすぎて寝れなかったからだろうか。


「舞、おとなしく寝てなさいよ」


「・・・はーい」


もうお母さんに寝てないことがばれたら想像も出来るので、
速やかに布団に入った。









何で奈緒さんとキスするんだろう。

星夜は私のこと、好きじゃないのかな・・・?


とそのとき、視界はすべて真っ暗になった。
だんだん、足音が近づいてくる。
でも不思議と動けなくて。


そして、明るくなって見えたのは星夜。


「! せ———・・・」


「ハァーイ、ちびっ子ちゃん」


そして腕を組んでいる奈緒さんだった。


そのとき、力が抜けた。


「え・・・ ど、どうして奈緒さんが星夜とい、一緒・・・に?」


すると二人は顔を見合わせて、奈緒さんは悪魔のように
笑っていった。


「私達、付き合うようになったのよぉー!オーホホホ」



すべてが止まりそうになった。


星夜が奈緒さんと付き合う・・・!?


「ねぇ、如月君♪」


「・・・・・・・・・ああ」


星夜の目は真っ黒だった。光一つも通ってない。
まるで操り人形のようだった。


「あーら、残念♪じゃ私達はデートに行くわね。じゃーね!」


「え、ちょ・・・星夜・・・」


「・・・じゃあな、“鳴海サン”」




鳴海サン———・・・?


そんなかた苦しい呼び方、しないでよ。


だって、私達付き合ってるんだよ・・・?



私達、付き合ってたはずなのに——————・・・・・・。





星夜が、遠い。


もう、星夜は帰ってこないのかな?




そんなの、ヤダ———・・・!




「星夜ぁぁぁ———————!!!」


そして、目の前が暗くなった。



星夜のこと好きなのに。大好きなのに。


戻ってきてよ、星夜・・・




「呼んだか」


・・・え・・・?


目を開けると、私の部屋が見えた。


今のは、夢・・・?


なんとなく体が軽くなって起き上がってみると、星夜が
座っていた。


「○×□△☆◇———!?」


「・・・」


さすがにもう慣れたようで、星夜は反応しなかった。


そして、指で私の涙をぬぐう。


「そんないやな夢だったのか。泣いてるぞ」


「あ・・・・・・。・・・現実、かもね」


「どういうことだ?」


「なんでもない」


私は、制服姿の星夜に気づく。


「・・・学校サボったの?」


「まさか。今四時だぜ?(笑)」


「んげっ」


そんな時間まで私は寝てたのか・・・。


とそのとき、私のおなかがなった。


「あ(照)」


「ったく、ほらよ」


「え」


星夜がさしだしたのはおにぎりだった。


「おばさん心配してたぞ」


「・・・そういえば朝ごはんと昼ごはん食べてないのに寝ちゃった・・・」


「アホか」


「アホです」


とまあばかばかしい話をしていると、埋もれかけそうになった
本題を見つけ出した。


「・・・あのひ、サボってごめんね」


「いや。あの日俺がいけなかったから」


「・・・どしたの?」


「・・・親父が、倒れてさ」


「なんですと!!?」


「今多分病院で二度目の検査中かな」


そんなことが・・・会ったのか。


「・・・キスされるぐらい無防備で悪かった」


「ううん 全部私が悪いんだから」


「・・・」


星夜はこっちをじっと見つめた。


その目にはちゃんと光が通っていた。


「ずっと。お前が好きだ。だから、許してくれ。」


「やだ。ずっと前から許してるよ?」


「そうか」


「それになんかプロポーズみたい」


「・・・そうかもな」


「えっ!?///」


「冗談だ」


「・・・(本気じゃないんだ・・・ショック)」


大分話し終わると、星夜は帰っていって、私も
いつのまにか一睡していたようだ。




明日、何も起きませんように———・・・

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これからカキコが週一ぐらいになんます。
たぶん土日かと・・・さて、コンビニいってきまーす((