コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: *+グチャグチャ模様の恋物語+* ( No.6 )
- 日時: 2011/09/19 14:17
- 名前: 冬歌 ◆AUKKRecP3g (ID: /vJa.XYr)
2#電話の質問
桃が転校していってから、一週間。
最初は、皆桃がいなくてソワソワしていたけど、
さすがに一週間もたつと慣れるもんだ。
今では会話の話題になることもまずない。
いや、桃のことを忘れたわけではなく、引っ越す前の日、
なくひとも続出したから、気を使って言おうとしないんだと思うけど。
私は二日に一回のペースで桃に電話している。いや自分からじゃなくて
あっちからかけてくるんだけど。
簡単に言うと一週間に一回、電話することになる。
だけど、気になることが少しあった。
それは、なにかと電話のとき星夜のことに突っかかってくること。
今までは、気になってたけど聞いていないけど、うちに限界が
きたようで・・・
『Rrrrrrr・・・』
右ポケットに入ってるケータイがなった。
あ。ついでに今は日曜日で、部活は休み。
さらについでに、私は部活は吹奏楽をやっている。
パートはフルート。音楽の成績は・・・結構いいほうだと思う。
それで後輩の佐々木 凪はすんごい意地悪で・・・パートは
トランペットなのに何かとちょっかい出してくる。
『Rrrrrrr・・・!!』
おっと、説明してないで早く出なきゃ。
私は急いで通話ボタンを押した。
モニターには、案の定「桃」と表示。
「もしm『もォォォォォォ!いたならもっとはやくでなさい
よォォォ!』・・・あゴメン」
『まぁいいや、許してあげよ!!』
「アードウモ」←棒読み
もちろんだが、桃の言っていることなんて気にしていないが。
『どぉ?元気?』
「おかげさまで」
力なく返事する。
『星夜はどぉ?』
・・・でた。また星夜のこと聞いた・・・
ああ。もうダメだ、聞こう限界。
私はキレ気味に口を開いた。
「あのさ。何で星夜のことばっかり聞くの?」
『・・・あー』
星夜が好きだったりして?
———ドクン。
・・・どうして・・・どうしてこんなに胸がチクチクするの?
何でだろう・・・ワカラナイ。
『あははっ、アタシさ、星夜と一緒にクラス委員やってたじゃん?
だから、一人になって大丈夫かなって。』
「あー・・・」
ん?どうしてホッとしてるんだ?
んで、話に戻るけど、桃は勉強の成績は・・・オホンオホン、
ちょっとアレだったけど、皆に信頼されてて、選挙でクラス委員に
勝ち残ったのだ。あ、ついでに桃は推薦じゃなくて、立候補だけど。
『あっ!やばアネキ帰ってきた!ヤベ後で電話する!』
「おk」
ブチッという音が携帯のスピーカーから漏れる。
な・・・なんでだろう・・・なんでこんな気持ちになったんだろう・・・
ワカラナイ・・・自分の気持ちに。
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終わりましたー。結構時間かかったなぁ・・・