コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 幸せの魔法!! ( No.2 )
- 日時: 2011/11/24 20:53
- 名前: 夏樹 りん ◆IP0D6MCWdg (ID: mP9fdSv/)
第一話「一学期の始まり」
-ピピピピピピピピピッピピピピ-
「うぅ〜、眠いよぅ。」
朝から鳴り響く目覚まし。
何回、壊そうと思ったことか……
…でも、壊すと恐ろしいんだ。
真奈が、真奈が……
「ヒイィィィィィ。」
考えてたら目が覚めた。
よし、顔を洗ってこう!
洗面所へレッツゴー!
「さっぱり〜」
顔を洗ってきました。さっぱりだよ。
早く着替えないと真奈が怒るよ。怒る…よ…。
「早く着替えないとっ!」
マッハのスピードで着替える。
その速さ、1分28秒。
そして、食堂へダッシュ!
食堂にて——
ここは、寮の食堂。
私のような家のない子や、両親と暮らせない子
たちばかりの寮の食堂です。
朝から賑わっています。
「おはよ〜夏歌。」
「おは〜。」
「おはよう。」
皆とても優しいです!中には、無愛想な人もいるけどね…
「あっ、ハル〜真奈〜優花〜。」
椅子に座る親友たちを発見!
「おはよう夏歌。また目覚まし壊そうとしなかった? 」
「アハハ…そんなことないよ〜真奈〜。
心配しすぎだよ〜。」
真奈、怖いです。
朝はいつも、怖いです。
「おはよ〜。今日は入学式だね。
なんだかわくわくしてきちゃった。」
「うん!私もわくわくしてるよ! 」
今日は、私たちの通う学校の入学式なのです!!
やっと、後輩ができる〜(涙)
楽しみだな♪
「私らの入学式の時は、色々大変だったね…」
「ああ…アレはな…ハハ…」
「アレは……」
「あのはっちゃけぶりは…」
上から、優花、私、真奈、ハルの順番です。
私たちの入学式の時、校長先生の話し方がすごいというか、
サプライズがすごいのか…ホント、びっくりした。
「とにかくさっ、朝ご飯食べよう!」
優花が言った。
今日の朝ご飯は………
ご飯、味噌汁、おひたし、焼き魚…
「和風………」
四人声をそろえて言いました。
和風な朝ご飯は、一年ぶり。
なんか、懐かしいです。
朝ご飯も食べ終わり、学校へ行く準備。
準備を終えたら、ほうきに乗って
ひとっ飛び!
学校にて——
「うわぁ〜。」
またもや四人声を合わせました。
「さすが、校長。」
「入学式のお約束。」
「でもさぁ、アレはないよ…」
「勇気を確かめる試験…という名の…」
「肝試し。」
入学式に肝試しって、校長は一体どんな頭なんだろう。
おかしすぎるよ………。
私はこれで、1ヵ月学校行きたくなくなりましたよ。校長。
新入生を、不登校にさせる気なのか?
「それが校長だよ。夏歌。」
「でもさ、怖いのキライな子にとっては、
最悪だよね………。」
「うん。」
”えぇ〜全校生徒の皆さん。
ただちに、体育館へきてください。こないと……”
いやな予感しかしない!!!!!
一旦きります。