コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 幸せの魔法!!【オリキャラ募集中です】 ( No.53 )
- 日時: 2011/10/13 19:47
- 名前: 夏樹 りん ◆IP0D6MCWdg (ID: mP9fdSv/)
第八話「お花畑と少女」真奈視点
お花畑をひたすら歩く。
ここは、知ってるはずなのに………
思い出した!
ここは、私と優花と夏歌と夏音に会った場所だ!
__あれ?夏音なんて子居たっけ?
__あれ?
__あ…事故で…
__でも事故に遭ったのは夏歌のほうじゃ…
??????????????????????????
わかんないよ………
「悲しまないで!」
後ろから凛とした、ソプラノボイスの少女の声がした。
「あなた…誰?」
髪を低いところで二つに結んでいて、
とても綺麗な、エメラルドのような緑の瞳。
そして、アリスが着ているような服を着ている少女がいた。
「はじめまして、私は姫菜。あなた達の世界の
姉妹の世界の人間よ。」
_____ん?
「姉妹の世界?」
「そう、姉妹。
あなたたちがいる世界、魔法界。
私たちがいる世界、時の世界。
この二つの世界は姉妹なのよ。」
「…分からない……」
姉妹とか、時の世界だとか………
「安心して!私も意味不明だから!」
「意味不明なのに説明したのッ!」
「だって、そう言えってルーフィスさんが……
って、どうでもいいことはほっといて、
私も何でここにいるのかさっぱりなの!」
______え…………
さっぱり………?
「でもね!なんだか、あなたは絶対来る!
って、本能が………言っていた……………?」
「オイッ!」
ツッコミを入れる。
この子、馬鹿………………?
「馬鹿ですがなにか?」
心読んだ!読みやがった!
「んまぁ、あなたも悩んでいるんでしょ?
友達においてかれないか_______」
_______!?
どうして分かったの!?
「どうして…わかるの・・・?」
「ん〜それはね、あなたと私が似ているから!」
そんな理由で…・・・
ある意味エスパーw
「安心して!友達は信じていればいいの!
決して、疑ったり、裏切っては駄目だよ!
見放されてしまうから____________」
姫菜は自分のことの用に話す。
「……なんか、悩んでたこと吹っ切れた気がする。
ありがとう!」
姫菜って子、なんか私に似ている。
声とか………
_____アレ?
眠くなってきた……
もっと話して居たいのに………
これで、お別れなの?
___姫菜?
どうして、そんな笑顔なの?
まぶしすぎる…ぜ…
プツン
意識が途切れた。
姫菜視点
「バイバイ、"現在"の私————」
この空間もそろそろ壊れるかな…
あのときのように………
「姫菜———
どうでしたか?"現在"はあの子です。」
「ふーん。私とそっくりだけどさ、
瞳の色だけちがった。」
私と"未来"の私は緑なのに_____
「現在は、形を変えることができるから……」
「そうだよね、"過去"と"未来"はもう変えられないけど、
現在は変えれる………なんかいいなぁ。」
まぁ、いっか。
現在の私。
あなたは、時の乱れによってこの世界へ行くことができた。
あなたの人生に、幸多からんことを______