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＋＋　４：人間界実習につーいーてー　＋＋


ばた〜ん

「つ、着いた。そして間に合った！？」

結構な人数が揃っていたが肝心な糞ジジイ(学園長)が来ていなかった...
ていうか皆くつろぎ過ぎじゃね？
糞ジジイ(学園長)のソファーで寝転んだり、糞ジジイ(学園長)の冷蔵庫
から勝手に物取ったりｗｗ

「え〜み〜ぃちゃん♪」
「はゎッッ！」
「お前、何しやがる！」

突然私のことを突き飛ばしてきたのは金髪金目の長髪野蛮人だった。

「野蛮人言うなッッ！！」
「「真実だろ。」」

彼の名はリトラ＝トリスティン。
な、なんとあの温和で天然可愛くてイケメンで性格良くて女の子にも
優しくて親切で勉強できて強くてイケメンな—

「イケメン二回出てきたぞ」
「五月蝿〜い！良いじゃないかそんな細かいことくらい！
　塚、セリフ途中で区切んないでよね！」

な、なんとあの温和で天然可愛くてイケメンで性格良くて女の子にも
優しくて親切で勉強できて強くてイケメンな
(重要なことなのでくりかえします)
氷狼の麗聖士・シャストラ＝トリスティン先輩の弟なのだ！！！！
弟なのだ！！！　))ありえねぇｗｗ

「ところでエミィちゃん俺と結婚してくれるって言う話はどうなった？」
「HAHAHA？？？？
　何処の誰がいつ何処で何時何分何秒にてめぇと婚約したのか答えやがれバ〜カ」
「HAHAHA？？？？
　何処の誰がいつ何処で何時何分何秒にてめぇに話しかけたか答えやがれバ〜カ
　俺は今エミィちゃんに聞いたんだよ！」

どうやら…その………リトラのバカは………
私のことが好きらしい。
で、なんか対立してるトンボといっつも喧嘩してるってわけ。

「「エミィは俺のものなんだよ！引き下がれ万年発情猫めぇぇッッ！！！
　　って、ハモっちゃった〜〜〜〜〜〜！！！」」

まぁこんな奴らなんか眼中に無いんだけどさｗｗ

リトラたちがワーギャーワーギャー言ってたら隣にいた女の先輩が
私にそっと耳打ちした。

「学園長来たよ」


ギィィィ


扉がきしみホントに学園長登場！！
恐るべし女の先輩！

「オホン！私はライプチヒ聖誓園・十三代目の学園長である
　ワルトシュタイン＝Ｄ＝ハイリンヒ。鋼鉄の麗聖士だ。
　皆宜しくな！」
「.....宜しくです。」
「それでは今から出席を取るぞ〜
　一等中聖　ユウ・ランデビュア
　一等中聖　チェス・チェシャ
　一等小聖　マリュナ・カルティエ
　一等華聖士　レナ・クロスティリィ
　一等聖剣士　四季文月
　二等華聖士　ハニー・ブロードン
　二等中聖　斉藤麻奈
　一等中聖　四季如月
　三等華聖士　カノン・アイサリム
　二等小聖　エミリア＝フローレンス
　二等小聖　ハクロ＝アルフォンス
　一等小聖　リトラ＝トリスティン
　氷狼の麗聖士　シャストラ＝トリスティン
　黒血の麗聖士・ドルチェ＝フォルクロリカ
　以上ですよ。」

意外と知ってる人が多い。
っていうか何で私の班だけ全員なわけ？

「私が『大当たり☆』を引いてしまったからだよ」
「........さいですか」

つまりそっちの意味だったわけか。

「では今から人間界実習の説明を始めｍ「ちょっと待って。」

学園長の言葉をさえぎり立ち上がったのは文月先輩だった。

「今回の人間界実習の最高責任者である私が説明します
　学園長はどこかに行って下さいね。」
「あ...そうなの......
　スマンね四季君...」