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Re: 【返信200突破♪】黒血フォルクロリカ【オリキャラ募集中!】 ( No.211 )
日時: 2011/12/08 22:18
名前: あんず (ID: YuKtYzVA)


++ 14:金髪少女の正体を明かしましょう ++

「うぎゃぁああああああああ!!!」
「と、トンボ〜〜〜〜」

真っ赤な血が噴水のように額から飛び出す。

「早く治療してあげなきゃ。めんどくさいことになる前に私は逃げる」
「え!?」

わんぎゃわんぎゃしてる間を縫って金髪少女はアカネの家を出て
いってしまった。

「なんだったんだろう...あの子......」
「ちょ、エミィ呆然と後姿を見つめてないで早く治療して!!」
「よしじゃあ私がやってやろう!」
「うわ、フォル先輩はいいですよ...って傷口に塩酸垂らすなぁ!」
「消毒だぞ〜」
「シャト先輩も見てないで止めてくださいよ〜
 塚、垂れてる垂れてるやめてうがぐぶふs!」
「トンボ、興奮するから血が噴出すのよ...。
 ほら抜いてあげるから。」
ズボッッ
「んんんんん〜〜〜
 痛いイタイイタイ〜〜〜〜〜」
「そうかここに塩酸を垂らすのか?」
「「「垂らすなっていっただろ!」」」


そして夕食—

「「「いただきま〜す」」」
「おうよ」

メニューはハンバーグ。食事は人間界とも共通のようだ。

「俺様が作ったんだからな。心して食えよ〜」
「「「はーい」」」

どうやらガイトが作ったらしく形は少々不恰好である。
「あ。」
フォル先輩が突然ガイトを見つめた。

「お前...その格好は...なんだ?」
「あぅ......悪かったな!ピンクのエプロンしてて悪かったな!」
「私のコーデだよ」
「ナイスだアカネ☆」
「うぜぇ女子群うぜぇwww」


食事は進み楽しい時間が流れた。
そして
突如アカネがフォークを置く。

「あんた達に言いたいことがあるの。」
「アカネ...まさか...」
「富蘭黒歌の正体について。」

—富蘭黒歌?

「誰?もしかしてあの金髪の...」



ドン



ガイトがテーブルを叩く。

「その話をするな。」
「ちょ...ガイトあんた騙されてるのよ!」
「五月蝿い!」

立ち上がり椅子を蹴飛ばし。
ガイトは外に出ていってしまった。