PR
コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【6話更新♪】 黒血フォルクロリカ 【オリキャラ募集中!】 ( No.53 )
- 日時: 2011/10/10 14:36
- 名前: あんず (ID: zxPj.ZqW)
++ 8:校長の話が長すぎます。 ++
キーンコーンカーンコーン…
チャイムが鳴り響く。
ようやく文月先輩から解放してもらえたのは良かったけれど
新入生の集まる集合朝礼の場所が分からない
「トンボ、道分かる?」
「君が知らないことを僕が知ってるわけないじゃないか!」
「……」
確かに正論だなこれは。
そんな感じであちこち彷徨っていると
茶髪でロングヘアの小柄な少女の後姿を見つけた。
(あの子小聖かな?)
(この時間帯にいるってことは絶対小聖だよ)
(あの子に着いてけばつくよね)
(そうだよね!)
すると少女は私たちがついてきているのが分かったかのように
わざわざ速度を緩めてくれた。
「優しい子だね。」
「エミィと違ってな」
「憎まれ口を叩くなぁぁぁあああ!」
ようやく第一体育館に到着し、ギリギリでそれぞれの席に座る。
「名前順か…。てことは私はフローレンスだね!」
「僕は……、ハクロだから……」
「「隣じゃん」」
腐れ縁のパワーって最強だね☆
辺りをよくよく見回すと門であったマリーとか
茶髪の女の子とかがいて少し安心した。
五分ほど経つと
カツコツと靴音を鳴らしながら誰かが舞台上に上がってきた。
学園長である。
「オホン!私はライプチヒ聖誓園・十三代目の学園長である
ワルトシュタイン=D=ハイリンヒ。鋼鉄の麗聖士だ。
皆宜しくな!」
ここからの五十分私は暇で暇で仕方なかった。
(トンボはマイナスドライバーを磨いていたので暇ではなかった)
校長はずっと自慢話を続け、私たちの目は虚ろだった。
「少し喋り過ぎてしまったが皆が集中して聞いてくれたので
私はとても嬉しかったよ」
皆心の中で絶対ツッコんでいるはずである。
「それでは今から新入生諸君のクラスを発表する!
良く聞いて置けよ〜」
やっと重要な話になるようだ。
クラスどうなるんだろう????
PR