コメディ・ライト小説 ※倉庫ログ
- Re: 【21話更新♪】黒血フォルクロリカ【参照3600突破!】 ( No.593 )
- 日時: 2012/04/19 23:39
- 名前: 茜崎あんず (ID: 92VmeC1z)
- 参照: http://www.kakiko.cc/novel/novel1/index.cgi?mode
++ CS第7話:理解と結託 ++
「「「!!!!!!?」」」」
場が静寂に包まれる。
「団長何ですかこの状況・・・・・・」
「何気に全員集合してんじゃねーか・・・・・・!」
「おいこいつらはいったい何なんだ!?」
「今までの流れでわかんないんですか!?」
「僕らが怒らせちゃったサーカスの人たちと軍服さん?」
「お前ら謝罪する気ねーだろw」
「なんだよその奇怪なあだ名。」
皆(((((( とりあえずなんか良くわかんないがすっげぇカオスだ・・・・! ))))))
色白美少女花姫&過度不憫残念美形団長&復活道化師双子&nskyフォル先輩&天然サディスティックシャト先輩&私&蜻蛉眼鏡変態機械ヲタトンボ(ライプチヒ)&軍服ガチ強ランファンさん。
空気が重いです。重い。重量ハンパねぇ誰か助けて〜。とか思ってたら突然フォル先輩が挙手。
「・・・・・・とりあえず私は黒血フォルクロリカだぞ。」
えええええこのタイミングでいきなり名乗るか普通???
塚、アンタ有名人なんだから誰でも知ってるはずだよ!!!!!
(って思っててもあえて突っ込まないのは私の優しさ)
流石フォル先輩です。
N 何故か知らんが
S 凄く
k 空気を
Y 読まない。いや多分読めてないな。
○●
「おおおおおおおお前が黒血の麗聖士なのか!?」
さっきまでぶっ倒れてた赤い方のピエロが突如叫んだ。
「・・・・・そうだが?」
「「「「えええええええええええ」」」」
サーカスの皆さんがいきなり大合唱し始める。
「僕ただのサーカス荒らしとしか思ってなかった!!」
「だよなぁ〜あいつの手下にしては妙に強すぎると思ってたよ」
「お前ら悪かったな、そんな大怪我させちゃって。折角外見の情報とか持ってたのに。この書類役立たずすぎだよな!」
「ん?」
フォル先輩の眉がぴくっと動いた。
「外見情報だと・・・・・まさか隠し撮りではないだろうな?」
その恐ろしすぎる殺気にサーカス軍団がびくっと固まる。
「違う違うそんなこと無いッスよ!」
あ、急に敬語になった。
「おい誰か説明してやれ!」
「団長いつも一番危険な仕事してるんだから今回も命張っちゃって下さいよ!」
「レイン俺を殺す気か!」
「うっわ失礼すぎですよレディーに向かって。」
「何だよアルカじゃあお前が行けよ!!!」
「・・・・・・いいけど。」
アルカ(色白美少女花姫)は無表情で団長さんの手からその紙を奪うとフォル先輩に見せる。
すごい勇気。
“金髪金目、髪の長さは腰まで。白黒麗聖士に所属しておりその中でも随一の美貌を誇る”
「ほぅ。それは光栄だな。」
「先輩もう少し嬉しそうに言ったらどうですか・・・・?」
“まぁ僕はどっちかって言うとリリーちゃんの方が好きだけど、フォルちゃんはちょっと大人っぽすぎ!キレデレは割とタイプだし、まぁデレフォルもそれはそれで萌えるけど(中略)”
「これは個人の趣味趣向の話ではないのか・・・・・?」
「先輩おさえておさえて!」
“髪の毛は綺麗に毛先がカールしている。プラチナブロンドに赤いリボンが良く映えてます。ローブの色は茶色でスカートは真紅。小聖時代からこうだったんだよね〜僕のこと超嫌いみたい。あ、あと文だけじゃ分かりづらいだろうから裏に写真を貼っといたよ♪”
「ほらやっぱり盗撮・・・・・ってえええええええ!?」
手書きの絵だった。しかも幼稚園児の落書き並みのクオリティー。
っていうかコレはもう人じゃないよ後クレヨンで描くのやめようか粉が飛ぶ。
「これは・・・・・肖像権には関わらないと思います・・・・・・」
アルカちゃんが疲れきった声で言った。
「ああ・・・・・」
顔面絶賛崩壊中の自分の顔を眺めるフォル先輩。
呆然としている。
「ちなみにこの書類を作った人って誰なのかな?」
シャト先輩が尋ねた。
「えーと私たちの上司です。」
「名前は分かる?」
正直嫌な予感しかしないんですが・・・・・。」
「はい。ワルトシュタイン=D=ハイリンヒ様ですけど。」
ぷちん
と何かが切れる音がした。
「学園長この野郎ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!!!!!!」
「先輩〜〜〜〜〜〜」