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恋編第11話「大掃除」

「お、桜花ぁ〜……　お疲れぇ〜…」
「み、美希……　疲れたんだね……」
「桜花、疲れなかったの？」
「心理的には……　ツカレタ。」

いうんじゃなかったって後悔した。
美希の顔はみるみる輝いて、満面の笑みになりやがった。

「ねぇ！！　何！？　その話！！　聞かせて！！！」

こういう時に限って元気になる美希に、いつも呆れる。

「あーもう！！　いいよ。話す。」
「やったー！！！！」

******

話し終わった後の美希は、半分興奮、半分呆れていた。
「秋石君……超変態だ。」
「……」

「海斗が変態？」

影っちが横から顔を覗かせてきた。

「！！」

美希の目が真ん丸になった。

「影っちが……　桜花の……　肩に……　手を……」

置かれてるウチ自身気づいてなかった……/////

「え、あ、ああ、ごめ……」

逃げた（？）。

「ちょ、お、桜花、だ、だい、大丈……夫？
　逆上せてるけど……　ねぇ、……　桜花……？」

クラァ〜　……ドサッ……

※美希に受け止めてもらいました☆